｜ 新型コルベットはあらゆる点でライバルに対して優位性を持つ ｜
新型シボレー・コルベット（C8）の最高速が時速300kmを突破し、312km/hに達することが判明。
これはシボレーがナショナル・コルベット・ミュージアム25周年記念セレモニーの最中にて明らかになったもので、シボレーがテスト中に記録した動画とともに発表されています。
なお、これは「メーター読み」ではなくGPSを使用して計測したものであり、「正確な」数字だそう。
新型シボレー・コルベットは今回のC8世代からミドシップにスイッチしていますが、搭載されるエンジンは500馬力を発生するV8。
そして価格は58,900ドルという驚きの低価格で（先代コルベットのベース価格が55,800ドル）、コストパフォーマンスとしてはまず世界第一級と言えそうです。※馬力あたりの価格だとダッジ・チャレンジャーSRTヘルキャットのほうが安い
欧州車でもっとも安く300km/hオーバーのクルマを手に入れようと思うと1000万円オーバー
なお、時速300キロを超えることができるクルマというのはそうそうなく、ポルシェだと911カレラ（ベースグレード、1335万円）でも293km/h。
911で300km/hを超えることができるのは911カレラSからとなり、こちらはトップスピードが308km/h、そして価格は1666万円という設定です。
なお、718ケイマンでは300km/hを突破できるのは「ケイマンGT4」のみで、こちらは308km/h、1237万円。
もちろんランボルギーニ、フェラーリ、マクラーレンは軽く最高速300km/hを超えるものの、もちろんその価格は「もっとも安価なモデルでも」2500万円くらい。
ベントレーだとコンチネンタルGT最高速が333km/h、価格は25,812,000円。
メルセデス・ベンツだとAMG GT 63 Sの最高速が318km/h、2353万円という価格設定を持っています。
そしてロータスも「300キロオーバー」組の仲間入りを”エヴォーラGT430”にて果たしていますが、こちらの価格は1,944万円（315km/h）。
つまり欧州勢で時速300km/hを超えることができるクルマ（メジャーメーカーによる量産車）はいずれも1000万円を軽く超えているということですね（そしておそらく最も安価に300キロを突破できるのはポルシェ718ケイマンということになりそう。ちょっと驚きですが）。
アメリカ車はまだ安価に300km/hオーバー車を手に入れることができるが
なお、アメ車は昔からパワーやパフォーマンスに比べて価格が安く（同じパフォーマンスなら欧州車の半額という印象がある）、シボレー・カマロZL1が最高速318km/hというトップスピードを誇り、その価格は63,435ドル。
そしてアメリカンマッスル代表格の「チャレンジャー」で300キロを突破する”もっとも安価な”グレードは「SRTヘルキャット（325km/h）で、こちらは62,495ドルという設定。
ちなみにマスタングの最高峰、マスタング・シェルビーGT500の最高速はリミッターによって290km/hに制限され、300km/hの壁を超えることはできない模様。
これらを総合するに、新型シボレー・コルベット（58,900ドル）は300km/hを達成できる”世界でもっとも安価な量産車”だと言えるかもしれません。※あくまでのぼくが記憶している範囲ですが
ちなみに日産GT-R（R35）の最高速は309km/hで、価格は10,631,520円から。
それでは動画を見てみよう
そしてこちらが新型コルベットが時速312km/hを記録する様子を収めたプレゼンテーション。
かなりの尺がありますが、1時間を経過したところからチャレンジが始まります。
VIA: Corvette: Sales, News & Lifestyle
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新型シボレー・コルベット（C8）はそのパフォーマンスや価格が衝撃的。
かつ、ゴルフバッグが2個載るという実用性を持っており、欧州スーパースポーツに真っ向から挑む、アメリカからの挑戦状だと言えます。
