ぼくは幸いな事に基本2台体制で車を運用していますが、「完全に趣味の車」+「ある程度実用的で知的好奇心を満たしてくれる車」という組み合わせになるように意識しています。
ガヤルドを保有していた期間は、もう一台としてVWシロッコ、アウディTT、ポルシェ981ボクスターなど、スポーティ/スポーツカーを選択することが多くなっています。
これはなぜかというと、ガヤルドは乗り心地や燃費、快適性を考えると「どこにでも」乗ってゆくのは難しく、しかしガヤルドに乗りたいという気持ちもあり、その「乗りたいが乗れない」という気持ちを代弁するものとして、スポーティー/スポーツカーを選んでいた、と考えています。
かつ、ガヤルドの心理的バイアスによって、ランボルギーニと同じグループの車を選んでいた、とも言えますね。
さて、ウラカンですが、これはガヤルドに比べて日常性が飛躍的に向上しています。
燃費はじめ静粛性、そしてクリープのあるデュアルクラッチ。
となると、今までは「ガヤルドともう一台」でカバーしていた領域を、「ウラカン一台」でカバーできることになります。
そこで、「+一台」に求める要素が変わってきた、ということです。
ガヤルド「+一台」のときはガヤルドに似た要素を求めていたものの、ウラカンの場合は「ガヤルド+一台」の要素をウラカンが持っているために、今までとは全く別の選び方が出来る、ということですね。
そういった意味において、今まではなかなか選ぶことが出来なかった電気自動車という選択にて「知的好奇心」の要素を重視したいと考えるようになっていますが、自分でもちょっと面白い傾向だなあ、と考えています。