| オフローダーにおいても日本車は価格性能比が優れているようだ |
What Car?が日米欧のオフローダー10車種を集めて悪路走行を行い、その走行性能をテスト。
最終的にはそれらをランク付けしていますが、そのランキングには「価格性能比」も含まれ、消費者目線の”公平な”判定となっています。
参加するメンバーはスズキ・ジムニー、ダチア・ダスター、ジープ・レネゲード、スバルXV、トヨタ・ランドクルーザー(プラド)、三菱ショーグン・スポーツ、ジープ・ラングラー、ランドローバー・ディスカバリー、レンジローバー、そしてメルセデス・ベンツGクラス。
動画は26分くらいの長尺モノで、ざっとポイントを挙げておくと下記の通り。
1:06・・・スズキ・ジムニー VS ダチア・ダスター 6:53・・・ジープ・レネゲード VS スバルXV 9:59・・・ランドクルーザー・プラド VS 三菱ショーグンスポーツ 15:30・・・ランドローバー・ディスカバリー VS ジープ・ラングラー 19:18・・・レンジローバー VS メルセデス・ベンツGクラス 23:04・・・トップ5発表 |
トップ5はこんなクルマたちだ
まずは価格帯別に優劣を競い、残った5車の中でさらに順位付けを行うという方法。
ここで早速ランキングを見てみましょう。
5.スバルXV
比較的安価にもかかわらずトラクション性能に優れ、最低地上高が低いものの走破性が高い、という評価です。
4.スズキ・ジムニー
もっとも驚くべきクルマのひとつで、難なくオフロードをクリア。
タイヤがホイールスピンを起こす前に制御が介入し、誰でもかんたんに悪路を走り抜けることができる、としています。
ちなみにジムニーはアプローチアングル37度、デパーチャーアングル49度、ブレイクオーバーアングル26.2度
3.メルセデス・ベンツGクラス
トップ3は非常に高いオフロード性能を持つクルマが揃いますが、その中でも「もっとも性能が高い」のはGクラス。
それでも3位に沈んでいるのはあまりに高い、その価格設定が響いているようですね。
なお、メルセデス・ベンツGクラスの最低地上高は241ミリ、アプローチアングル30度、デパーチャーアングル30度。
2.ランドローバー・ディスカバリー
メルセデス・ベンツGクラス並みのオフロード性能を、それよりもずっと安い価格で実現していると評しており、まさにそのとおりだと思います(ただし高級感、高品質さはメルセデス・ベンツGクラスに劣るが、それはこのクルマの場合、問題ではない)。
1.ランドクルーザー・プラド
低速ギアの扱いやすさ、高い地上高、メルセデス・ベンツGクラスに比較するとかなり安い価格設定、そして何より圧倒的な信頼性で1位を獲得。
やはり海の向こうでも「ランクル」ブランドは絶大な威力を誇るようですね。
それでは動画を見てみよう
こちらは10台をテストし、それぞれの評価を行うWhat Car?による動画。
けっこう過酷なテストを行っており、各車のアプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルについても解説を行うなど、かなり参考になる内容です。
VIA: What Car?