| 新型フォルクスワーゲン・ゴルフはモデル間での外観における差異が大きくなりそうだ |
ここへ来てたびたび目撃されている新型フォルクスワーゲン・ゴルフ(ゴルフ8)。
今回はそのプラグインハイブリッド版、「GTE」のプロトタイプが目撃されています。
なお、新型フォルクスワーゲン・ゴルフはなんらかの理由で発表が遅れており、本来であれば今年5月から新型に切り替わっていたはずが現行モデルが継続生産され、そして今回もフランクフルト・モーターショーにて新型が登場するかと思われたもののそれも見送りに。
おそらくゴルフ8は2020年モデルとして登場することになりそうで、2012年のゴルフ7の登場から8年後に新型に切り替わる、ということになりそうです(これまでのゴルフのモデルライフは5-9年)。
新型ゴルフは「シャープ、そしてワイド」に
今回の画像を見るに、このプロトタイプはヘッドライト上部とフロントグリルにカモフラージュが施されており、おそらくはゴルフ7に見せるため。
というのもゴルフ8はヘッドライトやグリルが「薄く」なって横長イメージを演出しており、これを「偽装」したということになりますね。
そして左のフロントフェンダーには充電用のポート(おそらく)、そして新しいホイール形状を持つことがわかります。
リアも結構巧妙に艤装されており、テールランプ上にゴルフ7風の偽装がほどこされるほか、リアバンパーのアンダー、リフレクターにもカモフラージュ。
ダミーのマフラーエンドを装着しそれを隠しているように見えますが、実際に市販されるゴルフ8GTEはそもそも別形状のバンパーが装着されるのかもしれません。
なお現在ゴルフには「e-ゴルフ」なるフルエレクトリックモデルが存在するものの、それはおそらく発表されたばかりのID.3に置き換えられると思われ、かわりにゴルフGTEの航続可能距離が延長されるものと思われます。
詳細自体は不明ですが、メルセデス・ベンツ等他社のプラグインハイブリッドモデルの走行可能距離が「40キロ弱から60キロ弱に」伸びていることを鑑みるに、現在でも国土交通省審査値で45キロのEVモード走行が可能なゴルフGTEは「60キロ超」までこれを伸ばすことになりそうですね。
ちなみにフェイスリフトを受けたパサートには156馬力の1.4リッターターボとエレクトリックモーター、13kWhバッテリーとの組み合わせで218を発生するハイブリッドシステムが装着されており、エレクトリックモードでは56キロ(WLTPモード)を走ることが可能。
これが新型ゴルフGTEに搭載されるのか、はたまたもっと大きなバッテリーが搭載されるのかもまた不明。
なお、エンブレムには新しいフォルクスワーゲンロゴが装着されており、そしてこれまでのゴルフGTE同様、各部にはブルーのアクセントが使用されることになりそうですね。
VIA:CARSCOOPS