
| 新型シボレー・コルベットZ06は700馬力を超えてくるかもしれない |
新型シボレー・コルベット「Z06」のものと思われるステアリングホイールの画像がリーク。
現時点ではその真偽について不明ではあるものの、グリップのボトム部に「Z」の文字が見え、おそらくはZ06ではないか、と言われます。
なお、コルベットについては標準モデルに加えてZ51、Z06、ZR1が追加されるのが通例となっていますが、現行C8世代のコルベットにおいて「Z51」は5,000ドルのパッケージオプション扱い。※C4世代ではZR1やZ06もパッケージオプション
このZ51パッケージを装着すると、ハイパフォーマンスブレーキ、eLSD、クーリング強化、専用ステアリングレシオ、リアスポイラー、スプリッター、パフォーマンスエキゾースト、パフォーマンスタイヤ、マグネライドが追加されることになります。
新型コルベットには、まだまだ高いパフォーマンスを誇るモデルが待機している
おそらくZ06については(Z51とは異なって)パッケージオプションではなく「ひとつのグレード」として設定されることになりそうですが、C7世代だとコルベットの通常モデルは460馬力、Z51で466馬力、Z06で650馬力、ZR1は755馬力というスペック。
C8世代のコルベットだと、現在発売されているベースグレードの出力が500馬力なので、C7時代の比率をあてはめると、一気に「700馬力」に達する可能性もありそうです。
そして700馬力というと、フェラーリF8トリブート、ランボルギーニ・アヴェンタドールS、マクラーレン720Sに近い数字でもありますが、シボレーの本気度を考えると「やってくるだろう」という気もしてきますね。
なお、今回の写真を見るとステアリングホイール形状は通常のコルベット(下の画像)と同じであるように見え、ただしトップとボトムはヴィジブルカーボン製。
さらにはレッドのセンターマークも入っており、ここまで本気のステアリングホイールを用意するのであれば(この数を見るに、オプションではなく標準装備される可能性が大きい?)700馬力を超えて当然なのかもしれません。

新型コルベットのステアリングホイールは「フラットボトム」に加えてトップもフラットな形状を持ち、これはステアリングホイールが「前方視界を遮らない」ように考えられたもの。
フォードGTも同様の形状をステアリングホイールに与えていますが、意外や細かい(アメ車らしからぬ?)配慮を見せた部分でもありますね(アメリカ人は体の大きな人が多いだけになおさら意外)。
ちなみにプジョーも一部「上下フラット」なステアリングホイールを採用していて、このステアリングホイール形状は見た目も先進的であり、なかなかカッコイイ、と考えています。
VIA:The Drive