
| 東京オートサロン2020会場は「STI祭り」に |
スバルが東京オートサロン2020(1月10日~1月12日)の出展概要、そして「新型レヴォーグ プロトタイプSTI Sport」のティーザー画像を公開。
この新型レヴォーグ プロトタイプSTI Sportはオートサロンにて初公開となる車両で、スバルいわく「SUBARUとSTIが一丸となり新型レヴォーグの進化した走行性能にさらなる磨きをかけた、革新し続けていく”SUBARUの走りの未来”を象徴するクルマ。
今回公開されたのは一枚の画像、そして一本の動画のみであり、インテリアだとメーター、エクステリアだとサイドからリアにかけてが映っているのみ。
なお、テールパイプには「STI」のエンボス加工が施されているようです。

スポーティなレヴォーグがさらにスポーティに
スバルは競争の厳しいミニバンやコンパクトカーに見切りをつけ、「ワゴンボディ」に特化した会社ですが、レヴォーグはその中でもよりスポーツ性の高いモデルというポジション。
初代(現行)レヴォーグが登場したのは2013年で、北米市場をメインに据えたレガシィが年々ボディサイズを拡大し、日本市場にそぐわなくなったことから、「レヴォーグ」を日本市場専用モデルとして投入しています(後に欧州でも要望が高まったことから、欧州でも発売されている)。
そして2019年11月の東京モーターショーでは次期レヴォーグを示唆する「レヴォーグ・プロトタイプ(下の画像)」を発表済み。
スバルは北米ワゴン市場にて”85.7%”ものシェアを持っていた!残り14.3%をアウディ、ボルボなど欧州勢が取り合う中で余裕の販売を見せる

このレヴォーグ・プロトタイプにおいても、これまでのレヴォーグ同様に「後ろ下がり」のクーペ風デザインを持ち、ボンネット上にはエアインテークが設けられるなど「スポーツ性」を強く感じさせるデザインが与えられていて、世代を重ねるごとにアグレッシブな印象へと変化しています。
そんなレヴォーグ・プロトタイプに追加されるのが今回の「STI」バージョンということになりますが、もともとスポーティなレヴォーグが「さらにスポーティ」になるのは間違いなく、大いに期待したいところです。
スバルはほかにオートサロン2020でこんなクルマを展示予定
そしてスバルは今回の東京オートサロン2020にて、「BRZ STI Sport」「WRX S4 STI Sport」を展示すると発表しており、このレヴォーグ プロトタイプSTI Sportとあわせて「STI祭り」という様相(スバルブース自体が、スバルとSTIとの共同出展)。
BRZ STI Sportについては、「SUPER GT参戦車両SUBARU BRZ GT300をモチーフとするフロントスポイラーやスワンネックリヤスポイラーなど、STIがレースで培った経験を活かしたパーツを装着」と紹介されていて、ボディカラーは専用色の「ギャラクティックWRブルーメタリック」、インテリアはシルバーとレッド基調。
なお、最近ニュルブルクリンク近郊では「謎のBRZ」がテストされている様子が目撃されていて、今回出展されるBRZ STI Sportと何らかの関係があるのかもしれません(もしくは単にBRZのマイナーチェンジ版か)。
WRX S4 STI Sportはリヤにカーボンウイング、19インチホイール、STI製パフォーマンスパーツを装着して「走りを向上させた」とアナウンスされています(これらについては画像が公開されていない)。

そのほか、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦し2連覇を達成した「WRX STI NBR CHALLENGE 2019」、SUPER GT参戦用レース車両の「SUBARU BRZ GT300 2019」、全日本ラリー2019参戦車両である「WRX STI」も展示予定。
あわせてプレゼントキャンペーンやトークショーも開催され、SUBARU/STIグッズの販売も行われる、とのこと。
VIA:SUBARU
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