| マクラーレン最軽量、そしてもっともパワフルな”エルヴァ”はこういったクルマだ |
英国トップギアが、マクラーレン本社にて新型ハイパーカー「エルヴァ」をチェックしレビューを公開。
このエルヴァのボディカラーはサテンブルーが用いられており、これまで公開された個体とは異なる雰囲気を持っています。
なお、これは実際には走行できない「モックアップ」のようですね。
そしてドアは画像の通りかなり小さく、乗り込むのには一苦労。
ただしルーフがないぶん、乗降はまだ「楽」な部類かもしれませんね。
ちなみにこういった「スピードスター」だとフェラーリがモンツァSP1/SP2を発表していますが、やはりドアはこういった小ぶりなサイズ。
確かに、この手にクルマに「大きなドア」が装備されているところを想像すると興ざめなので、できる限りドアは小さい(もしくは無い)ほうがいいのかも、とは思います。
マクラーレン・エルヴァの細部はこうなっている
エルヴァを正面から見るとこう。
マクラーレンらしく、クルマの中央から「放射線状にエアが流れる」デザインを採用していることがわかります。
ただし720Sで見られる「アイソケット」はなく、セナにやや近いデザインを持っているようですね。
標準仕様ではウインドスクリーン「レス」、オプションではスクリーンを装着できるとアナウンスされていますが、現時点では「それがどんな形なのか」不明です。
なお、メータークラスターは「フローティング」。
ボディ全体的にエッジが少なく、これはやはり「古典的なロードスターをイメーしたがため」なのだと思われます。
フロントウインドウがないせいで「とにかく低い」という印象があるものの、こうやって見ると意外と最低地上高がある模様。
これは北米マーケットを意識したせいかもしれません。
ちなみに重量はセナの1,198kgを下回ってマクラーレン最軽量となるそうですが、(けっこう高い最低地上高については)「フロントリフター」を装備することで重量を増やしたくなかったのかも。
ホイールは異常に軽そうなデザイン。
これでエルヴァのパワーに耐えられるのか?と不安になってします。
リアディフューザーはエルヴァのデザイン的ハイライトのひとつ。
こちらもセナにやや近い構造を持つようです。
テールパイプは「4本」。※この車両はモックアップなので貫通していない
リアガーニッシュに2本、リアデッキに2本が隠れていて、リアデッキの2本は「乗員にサウンドを届ける」役割を果たす、とのこと。
シートは極薄、超軽量タイプ。
シート後方にスペースはなく、手荷物を置く場所すら無いようです。
なお、ヘッドレストの後ろには「スピーカー」が内蔵されているようです。
こちらは「初代」エルヴァ、マクラーレンM1。
1960年代にマクラーレン創業者、ブルース・マクラーレンが自ら製作し、そしてドライブしたレーシングカーです。
VIA:Top Gear
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