| これだけニューモデルを発売してくるということは結構売れているのか |
さて、マセラティのV8エンジンを積んだり空を飛んだりするバイクをリリースしたラザレス(Lazareth)がまたまた新作を発表。
今回は空を飛ばない普通の(?)バイクですが、LM410と命名されたそれはいつもどおりの「4輪」仕様です。
なお、マセラティのV8エンジンを積んだLM847との最大の相違は「エンジンがヤマハR1の998ccの199馬力」となっていること。
ちなみに価格は約1300万円、限定台数は10台のみだそう。
最初にマセラティのエンジンを積んだバイク、LM847を発売したときは「さすがにこれは売れんだろう・・・」と思ったものの、その後も次々バイクを出してくるところを見るに、実はけっこう売れているのかもしれませんね。
【動画】いやいやいやいやちょっと待って!あの「マセラティ製V8」を積むバイクが”LVM496”に進化して空を飛ぶようになった!
デザインはスーパースポーツバイク的
なお、今回のLM410について、そのデザインはLM847に比較するとややスーパーバイク的。
以前のLM847(下の画像)は車体の大部分をエンジンが占めているためにほぼカウルなしといった状況であったものの、LM410ではカウルが一部装備されていて、けっこうスマートな印象もありますね。
そしてこちらのLM410はタンクといい、ハンドルといい、マフラーといい、まだ「普通のバイクっぽい」ところも。
おそらくホイールベースはかなり短く、LM847に比較すると運動性能を追求しているのかもしれません。
なお、コーナリング時は「車体を傾ける」ことが可能だそうで、これはヤマハのLMWテクノロジーに近いものだと思われます。
フロントのデザインはLM847、そして空を飛ぶLVM496と共通ですが、ポっと出のメーカーにしてはデザインが洗練されており、高い完成度を持つようですね。
ちなみに定員は「1人」。
リヤサスペンションはちょっと変わった形式を持っていますが、これは「リヤタイヤが2輪」そして車体を傾けることができるためだと思われます。
なお、この「1300万円」という価格は先日アストンマーティンが発表したバイク「RMB001」とほぼ同じ。
どちらがいいかという判断は付きかねるものの、この価格帯のバイクが普通に売られるようになったということにまず驚かされます。
アストンマーティンがV2ターボ搭載、1300万円のバイク”AMB001”を発表。これはボクに「鳩サブレ」ことカワサキの迷車、GPZ250Rを思い起こさせる
これまでにV8エンジン搭載のツアラー、空飛ぶバイク、そして今回スーパースポーツを発表してきたラザレスですが、この次は「オフロード」かもしれませんね。
参考までに、こちらは空を飛ぶ方のLVM496。
ちゃんと路上を走行でき、飛行するときはこの形態へと変形します。