| アメリカよりも欧州や日本で人気が出そうだ |

さて、先日ブラジルの特許庁に相当する機関にて届け出られた、新型日産エクストレイル(北米では”ローグ”)と見られるパテント画像。
今回はおなじみロシアのKolesaが、その画像をベースにしたリアルな予想レンダリングを公開しています。
なお、こちらがそのパテント画像。

Kolesaは以前にも新型エクストレイルの予想CG(下の画像/パテント画像流出前)を公開していますが、今回はパテント画像の流出を踏まえ、さらに正確性を追求した”修正”レンダリングを公開した、ということになりますね。

直近で公開されたパテント画像では、これまで明らかではなかったフロントバンパーの構造、ボディサイド、サイドウインドウのグラフィック、リア周りなどが明らかになっていますが、予想レンダリングではそれらが「もれなく」反映されており、かなり現実性の高い仕上がりに。
もしかするとこのまま「ドンズバ」で新型エクストレイルが発表される可能性も高そうです。

新型エクストレイルは「オシャレなシティ型SUV」に?
なお、初代エクストレイルは「シンプルな、アウトドア派向けのSUV」としてヒットを記録しており、実際にアウトドアブームに乗って相当な台数が出た模様。
二代目では「キープコンセプト」のフルモデルチェンジを行うも、三代目では北米市場を意識したためかラグジュアリー路線に寄っている、というのがこれまでの流れです。
分類としてはミッドサイズSUVということになりますが、北米ではホンダCR-V、トヨタRAV4、スバル・フォレスターあたりと競合することになるクルマです。
なお、これらの中で現在(北米で)もっとも売れているのはRAV4で、ラージサイズのトラックではフォードF-150が人気だと聞きますが、これらを鑑みるに、北米では「泥臭い」オフローダーっぽいデザインが人気なのかもしれません(ワゴンだと、スバル・レガシィ・アウトバックのような、やはりオフロード風味のデザインが人気らしい)。

その意味では、ちょっと丸っこくなってオシャレになるであろう新型エクストレイルがどこまで存在感を発揮できるのかは不明ですが、現在シトロエンC5エアクロスが人気だと言われる欧州ではけっこうな人気が出るのかも。
さらに日本市場でも欧州と同様の嗜好が見られるため、新型エクストレイルがこのデザインにて登場するのであれば、3代目を超える支持を獲得できるのでは、とも考えています。