| さすがはニュルブルクリンクにてフェラーリやマクラーレンと同等のタイムを出しただけのことはある |
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新型シボレー・コルベットをカリフォルニア州のウィロー・スプリングス・レースウェイにて走らせた動画が公開に。
これはユーチューバー、Speed Phenom氏が自身のC8コルベットをサーキットに持ち込んで収録したもので、動画中にはBMW M3やポルシェ911GT3 RS、C7コルベットが登場することに。
なお、サーキット走行とはいえどレースを行なっているわけではなく、それぞれのペースで走行している状態ではありますが、C8コルベットとポルシェ911GT3 RSとの軽いバトルはなかなかの見ものです。
C8コルベットの実力は世界第一級
C8コルベット最大のトピックはなんといっても「ミドシップ化されたこと」ですが、その完成度は”シボレーにとってはじめてのミドシップスポーツ”とは思えないほど。
エンジンは6.2リッターV8、出力は495馬力、0−100km/h加速は2.9秒。
一方で価格は(ベースモデルで)650万円くらいに設定されており、現在「価格性能比が最も高い」スポーツカーでもありますね。
現時点でシボレーから直接の発表はないものの、C8コルベットはニュルブルクリンクにて7:28.30を記録したとの報道もあり、このタイムはフェラーリ458イタリア、マクラーレンMP4-12C、ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ911GT3 RS(997)と同じくらいのタイム。
つまりは4倍程度の値付けを行っているスーパーカーと同等の性能を持つのがC8コルベットということになりますね。
新型コルベットがニュルにて7:28.30を記録したとのウワサ。フェラーリ458イタリア、ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ911GT3RS(997)と同等のタイム
ポルシェ911GT3 RSも”サーキットウエポン”には違いない
一方のポルシェ911GT3 RSですが、こちらはサーキット走行にフォーカスしたハードコアモデルで、エンジンは4リッター・フラットシックス、その出力は520馬力。
そしてこちらが実際にサーキットを走行した様子。
先行するのはBMWですが、BMWとは別次元の速さを見せており、「スポーツカーとスーパーカーとの違い」をここに見た気がします。

こちらはC7コルベットと。
C7コルベットに比較してもC8コルベットはかなりの速度を見せていて、やはりミドシップ化は正解だったと思わされますね。

走行後にはテレメトリーシステムを用いてGフォースやエンジン回転数などをチェック。
動画を見ていると、ブレーキング、コーナリング、そしてコーナー出口の加速においても911GT3 RSに引けを取らず、相当に高いポテンシャルを持っていることかわかり、そもそもニュルブルクリンクにて911GT3 RSと同等のタイムを出したことにも「納得」です。

VIA:Speed Phenom