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【動画】これが所要100時間の最高級ディティーリング!ポルシェ911GT3RSの塗装を磨いて磨いて磨きまくって鏡面に

2020/04/16

| さらにはスモールパーツをカーボン加工、仕上げにはラッピング |

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さて、ロンドンに拠点を構えるカーディティーリングショップ、「トパーズ」。

場所柄、高級車やエキゾチックカーが多く集まり、これまでにもケーニグセグ・アゲーラやランボルギーニ・ヴェネーノ等のディティーリングを紹介してきましたが、今回はポルシェ911GT3 RSに施工を行っています。

なお、この911GT3RSには最高レベルの施工が施されており、それにかかったのはなんと「100時間」とのこと。

塗装の「梨地」を可能な限り除去

今回のディティーリングでは塗装の梨地(ゆず肌、オレンジピールとも)を可能な限り削っていますが、これを行うディティーリングショップは非常に稀。

この梨地とは塗装表面にある、塗料をスプレーにて吹き付けた際にできる微妙なツブツブというか凹凸のこと。

もちろんこれは不具合ではなく、工程上やむを得ないことではありますが、これを嫌う人も多いようです。

ただ、これを除去するには塗装表面を削る必要があり、となると「削りすぎた場合」には元に戻すことができず、そうなると再塗装しなくてはならなくなるわけですね(クルマの価値が下がる)。

よってゆず肌除去には相当に高い技術と豊富な経験が必要となり、かつ「リスクを踏む」度胸が必要。

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よって、まずは慎重にマスキング。

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そのあとはボディ全体に研磨剤を塗布してゆず肌を削り取って行きます。

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とくにゆず肌のきついところは「手で直に」研磨。

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部位によってはスポンジを付け替えてとにかく研磨。

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研磨が完了するとこんな感じ。

左が研磨前で、ボディに移った線がブレたように見えていますが、右の研磨完了状態ではそのブレが最小限に収まっています。

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ディティーリングついでにカスタムも

そしてトパーズ・ディティーリングでは様々なカスタムを行うことが可能ですが、今回は一部の樹脂パーツをカーボン加工。

まずはボンネット上のNACAダクトやサイドのエアインテークなどにカーボンシートを張り込んでゆきます。

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その後はクリア塗装を行って・・・

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さらに研磨した状態がこちら。

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そしもともとのカーボンパーツも含めて研磨。

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最後の仕上げは「プロテクションフィルム」施工

そして仕上げにはプロテクションフィルムを貼ってゆくことになりますが、せっかくここまで磨き上げたということもあり、フィルムを貼るのはちょっともったいないようにも思えますね。

なお、フィルム施工にあたっては「貼ったことがわからないよう」継ぎ目をみせないのがトパーズ・ディティーリング流であり、ドアハンドルなど「外せるところは全部外す」ようです。

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パネルは内側までフィルムを巻き込んでゆきます。

独自のパターンを使用し、通常よりもフィルムを「大きく」カットしているためにできるワザでもありますね。

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貼り終えた状態はこう。

たしかに「貼ったこと」は目視できない状態であり、驚くべき技術を持っていることがわかります。

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そのほか、トパーズ・ディティーリングはこういった施工も

上述の通りトパーズ・ディティーリングは様々なクルマに様々な施工を行っていますが、独自に開発した「はがせる塗装」の需要も高いようですね。

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VIA:Topaz Detailing

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