■自動車各社業績/ランキング等 >マツダ(MAZDA) ■ニュース

マツダが決算内容を公開、営業利益は半減の436億円!利益は「1台売って3万円」、北米、日本、中国など全市場でマイナス成長

投稿日:2020/05/15 更新日:

| さすがに今回ばかりはコロナの影響にて仕方がない |

mazda

さて、自動車メーカー各車がコロナ禍に苦しむ中、マツダが決算を発表。

結論から言うと、営業利益は前年比47%減、販売台数は日本、欧州、北米、中国ほかすべての市場において減少という厳しい結果となっています。

この結果としてはマツダにとって不本意としか言いようがないとは思われ、しかしこの状況であれば「やむを得ない部分」もありそうですね。

ここで、決算の内容について簡単に見てみたいと思います。

販売台数/市場シェア

まずは販売台数についてですが、グローバルだと前年比-9%の141万9000台。

市場別だと日本(20万2000台、-6%)、北米(39万7000台、-6%)、欧州(26万4000台、-2%)、中国(21万2000台、-14%)、その他市場(34万5000台、-16%)。

好調だったモデルは日本だとMAZDA 3とCX-30、米国ではCX-5/CX-9だったといい、市場シェアについては日本では4%(-0.1%)、米国では1.7%(前年同様)、欧州では1.4%(前年同様)。

販売台数が減ったのにシェアを落としていないということは特筆すべき点で、「他が落としている中でも、マツダはそれほど販売台数を落とさなかった」という仮説も成り立ちます。

L1150165

売上高/利益

そして売上高については前年比4%減となる3兆4303億円。

販売台数が9%減ったのに売上高は4%しか減っておらず、つまり売上単価が向上したとも考えられます。

なお、売上高を販売台数で割ると、2019年3月期は228万3279円、2020年3月期は241万7406円、という数字に。※利益ベースだと1台売って3万725円

ただ、問題なのは営業利益が前年度比-47%の436億円に半減したこと。

マツダによると「販売費用の抑制やコスト改善によって443億円プラスになったが、為替差損、開発費負担、米国工場など投資が重なり、結果として営業利益が387億円減った」。

この内容を見るに、製造原価が上がったり、コスト増となっているわけではなく、為替や投資など「一時的」な問題によって内容が悪化しているだけで、会社の体質自体は改善に向かっていると考えても良さそうです。

ただ、為替差損については、マツダの(例年の)傾向として「見通しが甘かった」と言えるかもしれません。

L1180641

コロナウイルス対策

最後はコロナウイルス対策ですが、以下を掲げており、これによって被害を最小限に食い止めることが出来たと述べています。

欧州、米国での販売店稼働率が落ち始めたのち迅速に出荷をストップし、生産調整(13万台)を行った

マツダ本社に情報を集約し、出荷と生産をコントロールした

各国の事情に即した販売機会拡大支援に務めた

今後の見通し

最後に今後の見通しですが、マツダによれば2021年3月期の見通しは「未定」。

これは多くの会社が未定としているのと同じく、「先行きが不透明な事業環境が継続するため」で、業績予想の開示が可能となった段階で公表する、としています。

L1150141

なお、マツダは取引銀行に対して3000億円規模の融資を要請したと報じられており、これは不透明な状況に備えて手元資金を厚くしておくためで、実際のところキャッシュフローは1300億円の赤字となっているため、今後も予断を許さない状況が続きそう。

CX-30の販売は好調であるものの、期待していたMAZDA3の販売は「予想ほど」ではなく、かつ米国向けのミッドサイズ/ラージサイズSUVにはライバルがどんどん登場するという状況を考えると、大きく事態を打開するのは難しく、ますます「マツダのスポーツカー」実現が遠ざかることになりそうです。

VIA:MAZDA

この記事を読んだ人は、他にもこんな投稿を読んでいます

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

-■自動車各社業績/ランキング等, >マツダ(MAZDA), ■ニュース
-, , , ,

© 2020 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5