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| なぜか新型2シリーズには牽引用ジョイントつき |
さて、各自動車メーカーともコロナウイルスによって生じた「遅れ」を取り戻すべく活動を活発化させていますが、とくに精力的なのがメルセデス・ベンツそしてBMW。
これらについては既存モデルのフェイスリフトやフルモデルチェンジ、はたまたエレクトリックモデルのテストを繰り返しており、相当数のニューモデルが控えていることがわかります。
まだまだ偽装の厚い新型2シリーズ・クーペ
そこでまず新型2シリーズ・クーペのプロトタイプを見てみたいと思いますが、これは同じ2シリーズでもグランクーペ等とは異なって「FRベース」。
今回はその新型2シリーズ・クーペが北極圏にてテストされている様子がスクープされており、これはテールパイプが「片側だけ」なので、比較的エントリーモデルに近いグレードだと思われます。

新型BMW 2シリーズ・クーペのキドニーグリルは大きくなる?
そしてやはり気になるのが新型2シリーズ・クーペのキドニーグリル。

これが新型4シリーズのように大きくなるのかどうかが気がかりではあるものの、ぼくとしては「それはない」と考えています。
というのも、最近のBMWは「シリーズごと」に個性をもたせる傾向にあり、よって2シリーズ・クーペに対して「4シリーズと同じ」グリルを与えることはしないだろうと考えているわけですね。※ただし”M2”だとどうなるかはわからない

もしもBMWが2シリーズ・クーペと4シリーズとを同じ顔つきにしてしまうと、「2シリーズ・クーペは”小さい4シリーズ”」となってしまい、自社内にて食い合いを生じさせる可能性があって、本来奪うべき他社のシェアを獲得できない可能性も。
加えて最近のBMWは「シリーズごと」の個性をより強調する傾向にあり、よって2シリーズ・クーペについては独自のデザインが与えられるだろう、とも推測しています。
なお、それを裏付けるのはこれまでに目撃された新型2シリーズ・クーペのプロトタイプであり、今までのBMWとは異なるボディラインの処理、ライティングを持っているようにも見受けられますね。
参照:Motor1
新型BMW i4は2021年11月生産開始とのウワサ
そしてこちらは新型i4と見られるプロトタイプ。
かなり完成度が高く見えるものの、量産モデルの市販化は2021年11月だと言われ、つまりあと12ヶ月も先ということに。
その理由についてはやはり「エレクトリックモデルならではの開発の難しさ」があるのだと思われ、EVの開発製造は相当に難しいのだろうということもわかります。

なお、新型i4は全車ピュアエレクトリックとなるのは周知の事実ですが、エントリーグレードはSingleモーター・リアドライブのi420、その上にi435とi440、そしてトップレンジはi4 M50 xDrive(デュアルモーター)だというウワサも。

そしてi4 M50 xDriveはほかラインナップの「Mモデル」同様に大きなブレーキ、専用エアロパッケージ、大径ホイール等が与えられると見られているようです。
なお、今回のプロトタイプには「Mミラー」が装着されているようにも見受けられますが、リアにはオーバーフェンダー(おそらく暫定)が装着済み。

参照: BimmerPost, Motor1
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