| トヨタMR2もまだまだ捨てたもんじゃない |
さて、カーメディア「オートトレーダー」が一風変わった加速競争動画を公開。
内容としては「マクラーレン540CとトヨタMR2のゼロヨン含む加速対決」ということになりますが、マクラーレン540Cはノーマル(540馬力)、対するMR2は610馬力にまでチューンされた車両です。
ちょっと前にもLove Carsが「マクラーレンP1とフェラーリF40」という26年の歳月差がある両者をテストしていますが、今回のマクラーレン540CとトヨタMR2との間にもおよそ30年の開きがあるわけですね。
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トヨタMR2はこんなクルマ
今回ドラッグレースを走るMR2は2代目のSW20で、登場は1989年、製造は1999年まで(日本車としてはかなり長い)。
動画に出てくる個体は1993年製、搭載されるエンジンは3S-GTE、車体重量はグレードにもよりますが1250kg前後。
タービン交換等によって610馬力にまで出力向上がなされています。
もちろんエンジンはミドシップマウント、そしてこの車両のトランスミッションは5速マニュアル仕様です。
マクラーレン540Cはこんなクルマ
一方のマクラーレン540Cは2016年に発売されており、570Sの廉価版という位置付けで、アジア等の一部地域のみで販売されています。
搭載されるエンジンは3.8リッターV8ツインターボ、トランスミッションは7速デュアルクラッチ、出力は540馬力、車体重量は1313kg、0-100km/h加速は3.5秒。
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実際にマクラーレン540CとトヨタMR2が競走してみたらこうなった
そしてここからは動画での加速競争の様子。
理論的な観点からするとチューンドMR2のほうがパワーウエイトに勝り、レイアウトや駆動方式が同じであれば加速に勝るということになります。
ただしビハインドがあるとすればマニュアル・トランスミッション(シフトチェンジに時間がかかる)ということ、そしてトラクションコントロールが現代のものとは比べ物にならない、というところかも。
そしてヨーイドンでスタート。
出だしとそこからの加速については、やはり最新のトラクションコントロールを持つマクラーレン540Cが優れるようです。
ただし思ったほど差は広がっておらず、「1990年代のスポーツカーといえど、最新のスーパーカーと(加速では)戦える」という印象ですね。
マクラーレン540CとトヨタMR2とが加速を競う動画はこちら
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参照: AutoTrader