| 相変わらずジンガー・ビークル・デザインは美しいポルシェを作る |
さて、ここ最近、月に数台ペースで車両を送り出しているジンガー・ビークル・デザイン。
今回はブルーブラッド(ダークブルー)のボディカラーを持つ”シルバーストーン・コミッション”がジンガーのFacebookページにて紹介されています。
ボディカラーは濃紺ということになりそうですが、グレーやグリーンもちょっと入ったような複雑な色味を持っており、レトロに仕上げられた外観とよくマッチしているようですね。
コントラストカラーは「ディープオレンジ」。
そしてこのブルーブラッドに対して用いられるコントラストカラーが「ディープオレンジ」。
ジンガー製ポルシェ911の多くには「ゴースト仕上げ」、つまりあまり目立たないようなサブカラーが用いられているものの、このシルバーストーン・コミッションにおいては強めのコントラストが演出されているということに。
ヘッドライトベゼル、フロントフード中央に移された給油口、ウインドウモール、ミラー、ホイールのリム部、ドアハンドル等にはマット仕上げのシルバーが採用されています。
このディープオレンジが用いられるのはホイールのディスク面、サイドの「PORSCHE」文字(ストライプはゴースト仕上げ)、そしてリアフード上のPORSCHE文字。
なお、バンパーにはゴースト仕上げにてストライプが入っている模様。
ちなみにボディパネルはカーボンファイバー製とのこと。
ジンガー・ポルシェ911「シルバーストーン・コミッション」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはジンガー・ポルシェ911「シルバーストーン・コミッション」の内装。
ショルダーサポートの大きなバケットシートが採用されており、シートシェルはボディカラーにペイント済み。
シートをスライドさせるためのレバーにもブラウンレザー(ビバルディレザー)が巻かれています。
ちょっとおもしろいのはシートの座面/背もたれ中央部で、ほかのジンガー製ポルシェでは見られない「ダブルストライプ」入り。
編み込みレザーの中に、トーンの薄いブラウンを使用することでストライプが再現されているようですね。
エア抜きのためのアイレットにはブラス製が用いられています。
フロアマットにはざっくりした質感の麻っぽいマット、そしてヒール部分にはラバーの補強、周囲にはレザー製トリム。
ダッシュボード、ドアトリムにもストライプが再現され、5連メーターのうちセンターの回転計のみがオレンジに。
ダッシュボードにはニッケル製の「Singer REIMAGINED」ロゴ。
センタートンネルから続くシート周辺のハウジングはボディ同色にペイント済み。
この部分に関しては、ボディ同色ペイントを選ぶユーザー、そしてレザー張りを選ぶユーザーとで分かれるようですね。
なお、リアシートの背もたれ部分についてはちょっとおもしろい構造を持っており、ロールバーに直接背もたれを取り付けているように見え、その奥にはハーネスが見えるので、サーキットを走行する際にはこの「背もたれ」を取り外すのかもしれません。
リアシートの座面にもストライプ、そしてマットもフロントと同じ仕様を持っています。
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