｜ ケーニグセグの独創的な発想にはいつも驚かされる ｜
さて、ケーニグセグ・ジェメラ、そしてジェスコを注文済みの米大富豪、マニー・コシュビン氏。
同氏はパガーニ・ウアイラ・エルメス、マクラーレン・スピードテール・エルメス、ブガッティ・シロン・エルメスなど「数億円」のハイパーカーを多数所有していますが、以前にはケーニグセグ・アゲーラも所有しており（売却済み）、なにかとケーニグセグに縁があるようです。
そんなマニー・コシュビン氏が、今回はケーニグセグの正規ディーラーへと向かい、ジェスコ・アブソリュート、そしてジェメラと対面することに。
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実は両者を見るのははじめてらしい
ケーニグセグ・ジェメラ、そしてジェスコを注文済みのマニー・コシュビン氏ではあるものの、実はジェメラ、そしてジェスコのハイスピードバージョンであるジェスコ・アブソリュートを見るのはこれがはじめてなのだそう。
ちなみに今日のファッションはケーニグセグのTシャツにベスト、そして「Jesko」ロゴ入りのキャップ。
同氏はいつもTPOにあわせた衣類を着用しているようですね。
ケーニグセグ・ジェメラはこんなクルマ
こちらがそのケーニグセグ・ジェメラ。
4人乗り、そして1700馬力を発生する「メガGT」と表現され、同氏がこれをオーダーした理由は「家族揃ってハイパーカー体験ができるから」。
パワートレーンは「2リッターガソリンエンジンと3モーター」にて構成されるハイブリッドで、コンパクトなエンジンをリアに搭載。
バッテリーをフロアに、エレクトリックモーターをリアに2つ、そしてエンジンに1つ組み込むという構造を持ちますが、ケーニグセグはこれをTFG＝タイニー・フレンドリー・ジャイアントと呼んでいます。
ちなみにリアミッドに積まれたエンジンは後輪を駆動するわけではなく、トルクチューブによってフロントへとパワーが送られた後に前輪を駆動します。
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4人乗りですがドアは巨大な1枚モノ（4ドアではない）。
室内はこう。
まるでコンセプトカーのようなデザインですが、おそらく市販モデルも「このまま」登場するものと思われます。
シート表皮にはスウェーデンの国旗が刺繍されているようですね。
ドアミラーはなく、かわりにカメラとモニターにて後方を確認します。
室内空間は広大で、バッテリーをフロアに積んでいるとは思えないシートポジションの低さですね。
シートのシェルはもちろんカーボンファイバー製です（シートベルトがシートに内蔵されている）。
実際に乗車してみてもフロントはかなり広そう。
なお、ステアリングコラムやダッシュボード、コンソールは非常にすっきりしており、というのも車両設定ほか、直接の走行に関与しない操作のほとんどを（センターコンソールとステアリングホイールのスポークに内蔵された）タッチパネルで行うため。
リアに乗り込むにはコツを要しそうですが・・・。
入ってしまえば広々スッキリ。
後席エンターテイメントも充実している模様。
リアにはスーツケースも搭載でき、実用性も兼ね備えています。
ホイールもカーボンファイバー製。
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ケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュートはこんなハイパーカー
そしてこちらはケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュート。
「ジェスコ」そのものはすでに納車が始まっており、しかしこちらは高速走行に特化したバージョンの「ジェスコ・アブソリュート」。
なお、ジェスコの価格は約3億円と言われ、しかしこちらのジェスコ・アブソリュートの価格は不明です（日本のケーニグセグ正規代理店のサイトにもまだ出ていない）。
リアウイングが撤去されてCd値は0.278へ、フロントフードのエアアウトレット、フロントフェンダーのルーバー、フロントカナードも取り外され、さらにサイドステップ上のウイングレットも消失して「スッキリ」した外観に。
リアホイールにもカバーが装着され、空気抵抗削減を意識していることがわかります。
ルーフにはF-15戦闘機をイメージしたという2枚の尾翼。
エンブレムは「吊り下げ式」。
ジェメラのシート同様にスウェーデン国旗が見えますが、これはつい最近になってケーニグセグが取り入れた意匠です。
ケーニグセグ・ジェメラ、ジェスコ・アブソリュートを紹介する動画はこちら
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