>アウディ(Audi)

アウディが中国向けにデザインを調整し、「ニュルッとした」A6 e-tronコンセプトを公開。やはり中国の特殊性は否定できないようだ

投稿日:2021/04/20 更新日:

さて、アウディが上海モーターショーにて、A6 e-tronコンセプトを発表。  このA6 e-tronコンセプトは、ポルシェとアウディとが共同にて開発を行うPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)をベースとしており、よって現行A6との共通性は無いクルマ。

| A6 e-tronは「現行」A6との共通性はない |

さて、アウディが上海モーターショーにて、A6 e-tronコンセプトを発表。

このA6 e-tronコンセプトは、ポルシェとアウディとが共同にて開発を行うPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)をベースとしており、よって現行A6との共通性は無いクルマ。

ただしボディサイズは全長4,960ミリ、全幅1,960ミリ、全高1,440ミリとA6に近いディメンションを持っているようですね。

今後はアウディ、ポルシェよりPPEを使用したクルマが多数発売予定

なお、アウディは「e-tron GT」を発売したところですが、今後PPEを採用したクルマとしてはQ5 e-tron、Q6 e-tron、そしてポルシェからはエレクトリック版のマカンが登場する予定。

これらについては2022年後半のデリバリー開始だと言われるので、A6 e-tronコンセプトの市販モデルも同時期に登場すると考えて良いのかもしれません。※e-tron GTはポルシェ・タイカンと同じJ1プラットフォームを採用。こちらのほうがコストが高い

A6 e-tronは「クーペ風セダン」

なお、A6 e-tronのボディ形状は「クーペ風セダン」。

ちなみにガソリン版のA6”クーペ風セダン”はA7という位置づけだったのですが、e-tronにおいてはなぜか「A6」の名で発売されており、その理由は不明です(A7 e-tronという名でも別のクルマを発売するのかも)。

Audi-A6-E-Tron-Concept3

e-tron GTとA6 e-tronとを比較してみると、このA6 e-tronとe-tron GTとが多くを共有していることがわかりますが、その外観はe-tron GTに比較するとかなり滑らか。

実際にCd値はe-tron GTの0.24から0.22へと減少しており、エアロダイナミクス面において大きな向上を果たしているようで、この「滑らかな表面」は中国市場の好みに合わせて調整したものだと思われます(中国市場では一般に丸みがあるものが好まれるとされ、e-tron GTのデザインはあまり受け入れられないと考えたのかもしれない。加えて細いヘッドライト、未来的な雰囲気も中国市場の好み)。

ただ、そのcd値低減に一役買っている「リヤカメラ」が中国市場で合法なのかはわからず、もしこれを採用できないとなるとcd値はもうちょっと高くなりそう。

Audi-A6-E-Tron-Concept8

シングルフレームグリル(全閉ですが)はアウディらしさをかろうじて残すものの、その他の部分はけっこう斬新というか「アウディっぽく」はなく、ヘッドライトは無数の発光エレメントが様々なグラフィックを表示すると同時に「プロジェクター」としても機能し、文字や図形を路上に投影できるとのこと。

フロントバンパー左右には大きく口を開けたダクトがあり、これらはエレクトリックコンポーネントの冷却に使用されるようですね。

2021-04-19 19.10.07

テールランプは有機LEDを使用した「3Dエフェクト」を呼ばれるもので、通常だと「螺旋状の光の帯」を表示し(奇しくも、メルセデスベンツEQCのテールランプも”コイル”をイメージした螺旋状)、しかしその発光アニメーションは「無限にカスタマイズ可能」とのこと。

Audi-A6-E-Tron-Concept9

なお、A6 e-tronコンセプトに採用されるボディカラーは「ヘリオシルバー」だと命名されており、視覚的には「3次元的奥行き効果」があるほか、実用面としては「太陽光に含まれる熱(紫外線)をかなりの割合で反射させることができる」ため、エアコン使用にかかわる電力使用量を減らすことが可能だとされています。

黒い帯は「バッテリーエリア」

そしてアウディがいうには、A6 e-tronのボディ下部に設けられた「黒い帯」はバッテリーエリア(プロジェクターが内蔵されている)。

バッテリー容量は100kWh、そして充電システムはポルシェ・タイカンやアウディe-tron GTと同じ800ボルトですが、これによって「10分の充電によって300kmぶんを充電でき」「5%から80%までの充電は25分以内(80%を超えてからの急速充電はバッテリーに負担がかかるので充電速度が遅くなる)だとされ、満充電あたりの航続可能距離はなんと700km。

参考までに、e-tron GTのバッテリー容量は93.4kWh、航続可能距離は637km。

A6 etronのほうが長い距離を走ることができるようには見えますが、この「700km」は中国の採用するNDEC基準だと思われ、WLTCだともうちょっと短くなるものと思われます(e-tron GTと同じくらい?)。

021-04-19 19.10.02

A6 e-tron GTのパワーユニットはもちろんエレクトリックモーターということになりますが、シングルモーターとデュアルモーターとが存在し、後者は470PS、そしてもちろん4輪駆動、そして0−100km/h加速は4秒以下。

アウディA6 e-tronコンセプトを紹介する(CARWOWによる)動画はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

->アウディ(Audi)
-, , , ,

© 2021 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5