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ポルシェの2021年第1四半期は販売台数が+36%!全地域で2ケタ成長を記録し、タイカンは前年比5.5倍、すでに911の販売台数を超えそうな勢い

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ポルシェ・タイカン

| まさかこれほどまでにタイカン人気化しようとは |

さて、ポルシェが2021年の第1四半期において、全世界で781,986台を販売し、さらにすべての地域において2ケタ成長を記録したと発表。

そしてこの成長において大きな役割を果たしたのはピュアEVモデル「タイカン」だとしており、これは前年同期(1,391台)比で552%の9,072台であったとのこと。※このうち北米は2,000台程度

おそらくこのタイカンは「ポルシェの自社内のシェアを侵食せず」、さらに他社のシェア(というかテスラのシェア)を奪い、ポルシェに「オン」したのだと思われます。

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問題はタイカンの「ここから先」

なお、タイカンの販売台数は「ポルシェの8台に1台がタイカン」であることを示しており、販売比率だと12.6%。

ただし2021年第1四半期が好調だったといえど、その直前である2020年第4四半期の9,071台をわずか「1台」のみしか上回っておらず、これはつまり成長速度が鈍った、もしくは2020年までは「溜まっていた受注を処理していたが、2021年になるとバックオーダーも解消した」と考えることもできます。

そうなると「タイカンの人気も一段落した」と考えることもでき、ここから大きく成長するのは難しいのかもしれません。

ただ、ポルシェはそういった現状を把握しているのか、タイカン・クロスツーリスモを発表したところで、今後はこのワゴンバージョンのデリバリーによってタイカンシリーズの販売を伸ばしてゆくことになりそうです。

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タイカンシリーズが911を超えるのは時間の問題

なお、タイカンの「9,072台」というのは911シリーズの9,133台に次ぐ数字であり、上述のクロスツーリスモの販売がここに乗れば「911を超えるのは時間の問題」ということなりそう。

ちなみに今後、ポルシェは「マカンのフルエレクトリック版」を発売することになりますが、現在もっともポルシェで売れているのは「マカン」という現状を鑑みるに、エレクトリック・マカン発売後には、これが一気にタイカンを抜き去り、もっとも売れたポルシェの座を奪い取るのかもしれません。

販売地域別の成績はこうなっている

なお、2021年第1四半期のポルシェにおいて、地域別の販売台数だと、もっとも多かったのは「アジア・パシフィック、アフリカ、中東」の32,129(+46%)、中国の21,991台(+56%)、アメリカの20,468台(+43%)、ヨーロッパの19,389台(+16%)、ちなみにお膝元のドイツは5,957台(+14%)。

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