
| 「売れているクルマ」と「人気があるクルマ」とは必ずしも一致しないようだ
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不思議なことに、現在最も売れているはずのモデルYがランクインしていない
さて、CarInsurance.aeが公開した、「もっともYoutube上で検索されているクルマ」ナンバーワンはテスラ・モデル3、そして「最も検索されたカーブランド」はランボルギーニであったとのこと。※テスラ・モデル3は、世界で16番目に売れているクルマ
これは532モデル、17ブランドを対象に行なった調査だとされ、けっこう「意外」だという印象です。
最も検索されたクルマの順位はこうなっている
そしてこれが「もっとも検索された」クルマの順位。
Youtube上でもっとも検索されたクルマ
- テスラ・モデル3・・・340万回
- テスラ・ロードスター・・・180万回
- トヨタ・スープラ・・・170万回
- ホンダ・シビック・・・148万回
- ランボルギーニ・アヴェンタドール・・・146万回
- マツダ3・・・139万回
- アウディR8・・・130万回
- BMW i8・・・130万回
- テスラ・モデルX・・・126万回
- テスラ・モデルS・・・102万回
これを見ると「スープラ」「シビック」といった車が見られ、こもある意味では「驚き」。
スープラだけだと「ワイルド・スピード関連」での検索だろうなと納得がゆきますが、「シビック」はワイルド・スピードとは(おそらく)関係なく検索されているのだと思われ、日本車人気の高さを裏付ける形に。※一応、ホンダ・シビックはワイルド・スピードシリーズにも登場し、重要な役割を果たしてはいる
ちなみにアウディR8はこういった調査では必ず上位(ときにはトップ)に立つものの、なぜかさほど売れてはいないクルマです。
そして、それはこのリストに4車種を送り込んだテスラでも同様で、最も売れているテスラと言われる「モデルY」がここには入っておらず、「人気のあるクルマ」と「売れているクルマ」とはまた違うんだな、と思わせるところですね。
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それにしてもテスラがここまで人気があるというのには改めて驚かされ、現在「第3四半期までモデル3とモデルYの受注が埋まっている」というウワサも真実なんじゃないかと思えてきます。
なお、テスラは「一切広報活動やプロモーションを行わず」ここまで知名度を上げていますが、それはやはりイーロン・マスクCEOの「SNS上での発信力の強さ」に起因するのかもしれませんね。
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最も検索されたブランドは「ランボルギーニ」
そしてこちらは「Youtube上でもっとも検索されたブランド」。
Youtube上でもっとも検索されたブランド
- ランボルギーニ・・・1164万回
- テスラ・・・991万回
- フェラーリ・・・460万回
- BMW・・・336万回
- アウディ・・・193万回
- ブガッティ・・・175万回
- ポルシェ・・・146万回
- ミニ・・・134万回
- ジャガー・・・133万回
- ロールスロイス・・・124万回
これを見るとランボルギーニとテスラが圧倒しており、ちょっと開いてフェラーリという順序。
ちなみにBMWもこういった調査では上位に位置するブランドですが、実際に売れているのはメルセデス・ベンツのほうが「上」。
販売が芳しくないとされるジャガーがYoutube上で人気というのも驚きであり、やはり「実際の販売と、オンライン上での人気(関心)とはあまり比例しないのかもしれません。
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