
| プロサングエの開発も進み、2022年にはついに発表か |
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おそらくは相当に大きく、そして高価なクルマとなりそうだ
さて、ここ最近もっとも頻繁に目撃されているフェラーリのプロトタイプが「プロサングエ」。
言わずとしれたフェラーリ初のSUVですが、今回目撃されたのは前回に続いて「市販バージョンに近いボディを持つと思われる試作車」。
ただし前回と比較してホイールハウス周り、サイドステップのあたりが「ちょっとだけ」見えるようになっています。
なお、これまでのプロトタイプはマセラティ・レヴァンテのボディを借用していたものの、つい最近になって自前のボディを持つようになっており、となると「開発が一歩進んだ」ということになりそうですね。
プロサングエのサイズは「かなり」大きそう
今回のプロトタイプを見てわかるのは「かなり」大きな車体を持つであろうことで、他のクルマと並ぶと相当に大きいということが見て取れます。
一説によると、プロサングエはV12エンジンを積む可能性もあるといいますが、それでも4人もしくは5人が乗ることができ、さらに荷物を積むスペースを設けるとなると大きな車体が必要になることは間違いなく、フェラーリとしては何から何までもが異例のクルマとなりそうです。

ただしそのルックスは「SUV」というほど箱型に近いわけではなく、フロントウインドウの角度はかなり寝ており、ボンネットは他社のSUVに比較してやや長め。
かなり余裕をもった車体サイズになるものと思われますが、日本だとちょっと「大きすぎる」かもしれませんね。

現段階ではリヤセクションのデザインを判断することは難しく、しかしルーフが後ろに向かってスロープしていることからも、クーペスタイルを持つのは間違いなさそう。

ホイールアーチとタイヤとのクリアランスはかなり小さく、そしてタイヤが「超扁平」なところを見るに、SUVといえどオフロード走行はまったく考えていないと判断してよく、あくまでも「全天候型」そして「人と荷物が乗る」フェラーリだと認識したほうが良いのだろうと思われます(ホイールは珍しく星型ではないが、このホイールは暫定かもしれない)。
なお、ドアミラーはローマと同じものを使用しているようですね。

フェラーリ・プロサングエの発表は2022年?
現段階ではプロサングエの発表そして発売についてはほぼ何もわかっていない状態ではありますが、順序的には296GTSの後だと思われ、となると2022年の中盤以降、そして生産は早くても2023年ということになるのかも。

搭載されるエンジンについては、上述の通りV12、そしてV8ツインターボやV6+ハイブリッドも可能性も報じられ、トランスミッションは8速デュアルクラッチ、そして駆動方式はもちろん4WDだと見られています。
フェラーリ・プロサングエの試作車が走行する様子を捉えた動画はこちら
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参照:Varryx
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