｜ 排水や防塵処理は難しそうだが、盗難対策にも非常に有用だと思われる ｜
まるで映画の主人公になったような気持ちを味わえそう
さて、世の中には富裕層向けとして様々なガレージハウスの提案がなされていますが、今回は「アイデアルパーク」より、「外から見ると地面と同化した」エレベーターを持つ地下ガレージが紹介されています（価格は公開されていないが、一般向けに販売されている）。
これは「一見して地面の舗装と同じように見える」天板を持つリフトが地下に埋め込まれているもので、さらには地下にガレージが設置されているという、いわば映画でよく出てくる「秘密の格納庫」のようなつくりをもっています。
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そのガレージはこんなふうに機能する
そこでこのガレージがどんなふうに動くのかを見てみたいと思いますが、この地下ガレージとリフトが実際に設置されているのは、ポルトガルにてもっとも裕福な人々が住むという住宅地「カーサ・ダ・チンタ・ダ・マリーナ」にある邸宅の一つ。
プールサイドを一人の男性が歩いていますが・・・。
地下ガレージへと降りてきます。
そしてマスタングに乗り込んで・・・。
エンジンスタート。
そして地上へと出るエレベーターへ向かい・・・。
クルマごと乗り込みます。
そしてポチっとエレベーター上昇のスイッチを押すと・・・。
こんな感じで（外から見ると）床がせり上がってくることに。
なお、この床（エレベーターの天板）はクルマを上に停めておいても問題のない強度を持つ、と紹介されています。
エレベーター内にはモニターが設置され、エレベーター周辺に障害物がないかを確認可能（警告機能も備えている）。
そしてこういった感じで地上へ出ることができるわけですが、このエレベーターを装備することでスロープを設ける必要がなくなり、敷地面積を有効に使用できるばかりか地上にガレージを設置した際のドアなどによって景観を邪魔されることがない、とのこと。
ただ、実際には「盗難対策として有効だと思われる」のがエキゾチックカーのオーナーとしてはもっともありがたいのかもしれません。
そして戻るときはこうやってエレベーターをリモコンで上昇させ・・・。
クルマを載せ・・・。
ボタンを押して地下ガレージへ。
なお、このエレベーターは2700kgの重量にまで耐えることができるそうですが（ロールスロイス・カリナンでもOK）、さらに高い昇降能力を持つ3500kgバージョンもある、とのこと。
現在のところ3500kgの車というのはそうそうなく、しかし今後「ラージサイズのSUV」がEV化されてゆくと、3000kg級のクルマも珍しい存在ではなくなるのかもしれませんね（そう考えると、普通のサイズであってもEVはかなり重いので、すでにエレベーターを設置している駐車場だと、それが使い物にならなくなる時代が来るのかも）。※ハマーEVの重量は重量4トンを超えている
魅力的な地下ガレージを紹介する動画はこちら
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参照：IdealPark（Youtube）