
| 中国以外でもこのクルマが「BMW i3」を名乗るのかどうかはわからない |
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もともとのi3は7月に生産を終了し、後継モデルは「ない」とされている
さて、中国にて「BMW i3セダン」が目撃され、その姿がフェイスリフト(マイナーチェンジ)版3シリーズを示唆しているのではと話題に。
ちなみに日本(というか中国以外)では「i3」というと小型のハッチバックEVですが、中国では「(4シリーズ・グランクーペのEV版である)i4」と同じような感じで「i3」というと3シリーズのセダン(ただしエレクトリック版)を指すことになり、そしてもうじき市場に投入されると言われています。
なお、これまでに販売されていた(ぼくらの知っている)i3は今年7月に生産を終えるとされ、その直接の後継モデルは存在せず、(i8と同じく)このまま消滅してしまうということになりますね。
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新型BMW 3シリーズはちょっとアグレッシブな顔つきに
そしてこの画像からわかることは、(このヘッドライトやフロントバンパーが新型3シリーズに使用されるという前提で)ヘッドライトの下辺がスムーズな形状になり、LEDデイタイムランニングランプ、ヘッドライトの発光グラフィックに変更がなされるということ。
画像を見る限りではデイタイムランニングランプの発光面積がやや大きくなるようにも感じられます。
フロントバンパーについては開口部が大きくなり、そして端がつり上がり、外側にも移動しているように見えますが、これによってちょっとアグレッシブな印象へと変化しているもよう。
なお、ちょうどいい具合に、このi3の右後ろ(画像正面から見ると左側)にいるのが現行3シリーズなので、その変更内容が幸いにもよくわかります。
フロントグリルは大きくならない
そしてもう一つ注目すべきは「フロントグリルが大きくならない」ということ。
i3は電気自動車なので大きなグリルを持つ必要はありませんが、先日公開されたピュアエレクトリックカー「i7」のティーザー画像を見るに、BMWはそんなことはお構いなしに「デザイン上の理由にて」大きなキドニーグリルを追加しています。
よって、i3にも巨大なキドニーグリルを与える理由がないわけではないのですが、見た感じだとフェイスリフト前と同じ常識的なサイズを持つようで、これは最近のBMWの傾向からするとちょっと意外でもありますね。
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なお、この大きなキドニーグリルはすでに一定のファンを獲得していて、よって今回のフェイスリフトにより「グリルが大きくならなかった」ことに落胆している人もいるかもしれません。
ちなみに中国仕様のBMW i3については、昨年末に中国工業情報化省へとそのスペックが届け出られており、今回のスパイフォトはその際の画像とも一致しており、つまりこのまま発売されるであろうことが確実だと(双方によって)裏付けられたと考えても良さそうです。
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参照:CocheSpias
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