世界でもっとも高額なナンバープレート誕生？ドバイのオークションにて「P7」が1500万ドル（20億円）で落札される【動画】

｜　落札代金は「10億人分の」食事を用意する費用に充てられて世界の飢餓問題の解決へ　｜

ただし未公認だと「27億円」というナンバープレートの売買記録も存在するようだ

さて、今回ドバイにて「P7」というナンバープレートがチャリティーオークションにかけられ、なんと1500万ドル（現在の為替レートにて20億722万円）という価格にて落札されています。

これは2008年に1420万ドルにて落札されてギネス記録として認定されている「1」を超える価格であり、すわなち世界で最も高いナンバープレートだと捉えていいかもしれません。

なお、昨年には「AA8」が950万ドル、このほかにも「F55」が108万ドル、「V66」も108万ドル、「Y66」が103万ドルで落札されていますが、どんどんナンバープレートの相場が上がっているという事実を示唆しているようにも思います。

世界にはまだまだ高価なナンバープレートも

ちなみにですが、現金ではなく暗号資産にて取引されたナンバープレートだと「当時約27億円（2450万ドル）」という価格で取引されたナンバープレートが存在し、これは「MM」というカリフォルニアのプレートです（所有者はマイケル・モデッキなる人物であり、つまりは同氏のイニシャルということになる）。

日本だと、「1」「7」といったプレートでも（抽選を繰り返し）待てば手に入れることができ、かつナンバープレートは個人ではなく車両に帰属するので「ナンバープレートの売買」は一般的ではありませんが（というか存在しない）、一部の国では「ナンバープレートは個人に帰属する」ので、一度そのナンバーを取得すると別の人が同じ番号を取得できず、かつ日本のナンバープレートでいう「大阪」「333」に相当する部分もないため、たとえば「1」であればその国や地域では1枚しか存在せず、そして個人が保管し続けたとすると、その個人からナンバープレートを買い取る以外の方法では「1」を手に入れることができないわけですね。

中東でのナンバープレートは「人気商品」

なお、こういったオークションが定期的に開催され、多くの人が入札に参加していることでも分かる通り、中東におけるナンバープレートは（携帯電話の番号同様に）非常に人気がある商品だといい、現在多くの人が様々なナンバープレートを売買しているのだそう。

今回落札された「P7」の代金については、昨年のこのイベント同様に「One Billion Meals Challenge」、つまり”10億人の食事”キャンペーンへと寄付されて貧しい人々の生活を補助するために充てられると報じられており、「ナンバープレートに20億円」というと驚かされるものの、こういったイベントによって富が分配されるのは非常に良いことだと思います（誰もが満足する解決策である）。

ドバイにて「20億円の」ナンバープレートが落札される様子を収めた動画はこちら

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参照：emiratesauction