超サイケ。「ベンツが欲しかった」ジャニス・ジョプリンのポルシェが競売に
「ベンツが欲しい」と歌ったジャニス・ジョプリンの1970年製ポルシェ356SCカブリオレが競売に。
彼女の死後、レストアされて一族のもとに1990年台まで保管されていたようですが、その後はクリーブランドのロックンロール記念館に20年ほど展示されていた、とのこと。
12月にニューヨークでオークションにかけられるそうですが、予想落札価格は4800万円程度と見られています。
モントレーのオークションに、スティーブ・マックイーンの乗っていたポルシェ930ターボが登場する、とのこと。
ボディカラーはスレートグレーで、非常に珍しく、スティーブ・マックイーンの独特のセンスが伺えます。
なお、このポルシェはテールランプを「OFF」にできるスイッチが装備されているとのことで、スティーブ・マックイーンはこのスイッチを「パトカーから逃げるために」使用したと言われますが、いかにも彼っぽいユニークな装備ですね。
ポルシェ356Aスピードスターはもっとも価値が高いとされるクラシック・ポルシェですが、この焼けたのちにサビに覆われた356Aスピードスターを1800万円で購入した男が出現。
見たところシャシーやエンジンも完全にアウトで、おそらくはフレームすらもうダメなんじゃないかと思えるほど。
シャシーに取り付けられた製造番号以外は価値がないだろうと思われますが、それでもこの価格を出して購入する、ということはそれだけ356Aスピードスターに価値があるのだと思います。
なおこの男性はボディパネルを250万円、エンジン等の部品を360万円ほどで別途入手しているとのことで、これからレストアする模様。
オークションだと走行可能な状態の車で2000万円〜2500万円程度で落札できるので、きっとこの男性はレストアという行為が好きなのだと思われます。
ジェリー・サインフェルド氏がポルシェのコレクションを一部処分。
16台をオークションにかけ、カレラGTプロトタイプを除く15台が総額25億円で落札されたそうです。
おおよその金額は下記の通りですが、結構予想落札金額というのは正確ですね。
なお、「乗れる」年式のスピードスターの価格がけっこう高いように思います。
2012ポルシェ997GT3カップ $462,000 (予想: $300,000 - $500,000)
1955ポルシェ550スパイダー $5.3 million (予想: $5 - $6 million)
1974ポルシェ911カレラ3.0 $2.3 million (予想: $1.2 - $1.5 million)
1958ポルシェ597 $330,000 (予想: $350,000 - $425,000)
1990ポルシェ962C $1.65 million (予想: $1.5 - $2 million)
1959ポルシェ718RSK$2.9 million (予想: $3.8 - $4.2 million)
1973ポルシェ917/30カンナムスパイダー $3 million (予想: $5 - $7 million)
1997ポルシェ993カップ3.8RSR $935,000 (予想: $1.2 - $1.5 million)
1958ポルシェ356A1500GS/GTカレラ・スピードスター$1.5 million (予想: $2 - $2.5 million)
2011ポルシェ997スピードスター$440,000 (予想: $300,000 - $400,000)
1957ポルシェ356Aスピードスター$682,000 予想: $500,000 - $600,000)
1966ポルシェ911 $275,000 (予想: $200,000 - $300,000)
1963ポルシェ356B2000GS/GTカレラ2クーペ $825,000 (予想: $1.1 - $1.4 million)
1994ポルシェ964ターボ3.6S $1 million (予想: $1 - $1.3 million)
1989ポルシェ911カレラ・スピードスター $363,000 (予想: $250,000 - $325,000)
世界で一台の公道走行可能なポルシェ911 GT1 Evoが競売に。最高で3億8000万円の予想
公道走行なレーシングカー、ポルシェ911 GT1 Evoが競売に登場の予定。
シャシーナンバーはGT1 993-117、世界で唯一の公道走行が可能なGT1 Evoとなります。
レーシングカーといえどもポルシェの作るものは細部に至るまで美しく、プロダクションカーと同じ思想を持っているのがポルシェの良いところですね。
なおオークション自体は5月14日に開催の予定。
予想落札価格は3億3000万円〜3億8000万円と言われます。
非常に珍しい、シュトロゼック・メガ・スピードスターがオークションに登場予定。
予想落札価格は2100〜2500万円程度と見られています。
メガ・スピードスターは936台のみ生産された964スピードスターをベースにしていますが、わずか15台のみの生産。
極めて希少な車ですね。
シュトロゼックはカーデザイナー、チューナーとしても有名ですが独特のデザインと発想が特徴的で、かなり早い段階からミラーにカメラを内蔵して周囲を確認できるデバイスの提案などを行っています。
ポルシェ、ランボルギーニとの関わりが顕著で、ベルトーネやガンディーに、ピニンファリーナとともにディアブロの次期モデル開発計画に呼ばれたりしていますが、生粋のスポーツカー好きというかスポーツカーばかりを対象にアフターパーツをリリースしていますね。
ポルシェだと986/996世代以降はあまりその名を聞くことがなくなりましたが、僕の好きなデザイナー/チューナーでもあります。
この「メガ・スピードスター」にも装着されていますが、取っ手のようなリアウイングが大好きで、986ボクスターSに乗っていた頃もこのパーツを取り付けようとかなり悩んだことを覚えています。
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