1000馬力というとアンダーグラウンド・レーシングのチューンするツインターボ・ガヤルドが有名ですが、ついにフェラーリのチューニングカーも1000馬力時代に突入。
488GTBは最初からターボエンジンを搭載しているので比較的チューニングが容易でもあり、xXxパフォーマンスがこれをチューン。
ステージ1キットでは750馬力まで、ステージ2では850馬力、ステージ3では1000馬力までパワーアップ。
ECUやインテーク、エキゾースト・システムを交換することでパワーアップを達成しているようですが、外観においてもマット仕上げのカーボンパーツ(フロントスプリッター、サイドスカート、ドアミラー、リアグリルなど)を使用するなど渋い仕上がりに。
しかもこれらカーボンパーツは純正形状から微妙に発展させた形状とするなど、ツウっぽいカスタムです。
ホイールは21インチサイズのVossen VPS-315Tに置き換えられており、車高は35ミリダウン。
油圧サスペンションにて車高を上げることができるのはもはや定番ですね。
続々登場するフェラーリ488GTBのチューニング。
ターボエンジン化によってパワーアップが容易となっていますが、PowerhouseはECUの打ち替えのみで一気に80馬力ものパワーアップを実現。
これまでのNAエンジンだと考えられないようなコストパフォーマンスの高さですが、実際の走行性能の向上も相当なものだと思われ、同門のF12すら超えてしまいそうですね。
NOVITECにつづいて登場の、alpha-Nパフォーマンスによるフェラーリ488GTBのチューニングカー。
こちらはブーストアップのみでノーマルの670馬力から790馬力にまで一気にアップ。
加速タイムや最高時速の公表はありませんが、もちろん向上していることと思われます。
NAの場合はエアクリーナー+マフラー、せいぜいECU変更くらいがチューンのメインとなりますが、その場合だとパワーアップは数%程度。
そこから上を目指すとなるとボルトオンターボやスーパーチャージャー追加、もしくはピストンやコンロッドの変更、各部研磨などのメカチューンに手を出す必要があり、そうなると費用は膨大。
反面ターボはECUの書き換えだけでドカンとパワーが上がり、かなりお手頃と言えますね。
マクラーレンはECUの書き換えや新しいECUユニットの入手が難しいようですが、フェラーリの場合は比較的それが容易な模様。
フェラーリ488GTB、マクラーレン650S、ランボルギーニ・ウラカンと似たようなパフォーマンスの車があったとしても、「チューニングが容易で効果が大きい」という観点ではフェラーリ488GTBが突出しているのかもしれません。
ただしこのレベルの車であればもともと十分なパフォーマンスを持っていますし、純正のレベルが非常に高く安全マージンも一般の車に比べて小さいと思われ、チューニングに手を出すのはかなりリスクが高い、と言えるでしょうね。
最新情報をお届けします
Twitter でintensive911をフォローしよう!
Follow @intensive911