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さよならヴァイパー。クライスラーが正式に受注を締め切り、その歴史に幕が降りる

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| ついにあの名車も生産が終了 |

ダッジ・ヴァイパーの受注が正式に終了し、これで本当の「最後」に。
ただしヴァイパーは受注があった以上にも生産されるようで、クライスラーによるとこれまでの実績から「あと何台くらい売れるか」を算出し、そのぶんは作るようですね。

なおヴァイパー廃止の理由として、クライスラーは「アメリカで定められるカーテンエアバッグの装着ができないため」としています。
これを装着するとヴァイパーのヘッドスペースが犠牲となり運転に支障が出ることを理由としているのですが、実際のところは「販売不振」以外の何ものでもなさそうですね。

ヴァイパーは1992年から生産が始まり、これまでに3万台以上を出荷。
昨年の販売は670台にとどまるなど人気低迷が著しかったものの、「最後の限定モデル」を出すと一瞬で売り切れ、追加生産を余儀なくされたりと根強い人気を誇る車でもあります。

ぼくはちょっとだけですが実際にヴァイパーを運転したことがあり、その異常なトルクに驚かされ、その何もかもの異次元っぷりに驚愕した車で(最初に運転したアメリカンマッスルカーだった)、多少なりとも愛着があるために自動車史からその姿を消してしまうのはちょっと寂しいものも感じます。

また、アメリカのヴァイパー愛あふれるディーラーが在庫車と生産見込みののヴァイパー135台をすべて買い取ったと表明していますが、実際はこの他にも少しだけヴァイパーは生産されると考えて良さそうですね。

ヴァイパー復活に関しては、ファンがヴァイパーの名称を買い取ろうとしたりという動きがあるようですが、今のところどうなるかは不明。
アルファロメオ・ジュリアをベースに復活という噂もありますが、「ヴァイパーはそんな甘っちょろいモンじゃない」とぼくは考えており、復活するならば専用設計シャシーにて超弩級のパワーを持つエンジンを搭載して欲しい、と考えています。

関連投稿:「ヴァイパー」は消滅しない?ファンと投資家によって名称が買われ継続の可能性も

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ダッジ・ヴァイパーは今年限りでその生涯を閉じることが決定されていますが、もしかすると「第二の人生」があるかもしれないようです。
というのもヴァイパー消滅を憂いたファンと投資家のグループがその名称を買おうとフィアット・クライスラーに持ちかけたことがある模様。

これはスーパーカーコレクター、James Glickenhaus氏が中心になって動いているプロジェクトとのことですが、名称売買の合意には至っておらず、しかし継続してヴァイパーの製造設備もろとも購入を考えているようですね。

ヴァイパーはそのセールスの低さが原因で「廃版」が決定していますが、その有終の美を飾るにふさわしい最終限定モデルを出したところたちまち売り切れるなど、やはり根強い人気もある模様。
アメリカンマッスルについては、おそらくですが中東や中国のバイヤーを引き付けることができていないためにその販売台数がの帯ないのではないかと考えることがあります。

その意味ではプロモーション次第でなんとかなるのではと考えたりしますが、アメリカ企業の「あるある」としてはローカライズや現地でのプロモーションに力を入れず、それで売れなくても「買わない方(その国)が悪い」という考え方なので、ここを切り替えないと将来は暗いのかもしれません。

 

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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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