エルメスが京都・祇園に期間限定店をオープン。
これは花見小路通りの京風空き家を改装したもので、期間限定とは言えど「エルメス祇園店」と銘打ったちゃんとしたショップ。
なお営業は2017/7/31までとのことで、9ヶ月ほどの期間を運営することに。
店舗は2階建てとなっており、伝統建築の手法(釘や接着剤を使用せずに木材をパズルのように加工して組み合わせる”組子”)を活かした内装となっています。
(看板の”HERMES"が漢字表記だったら完璧だった)
なお店内では1~2ヶ月ごとにコンセプトを替えてゆくとのことで、11月はアイコンスカーフを中心としたイベントが開催される模様。
2Fはイベントスペースとなっており、業界人や著名人の私物をエルメスが京都の技法で染め上げたものが展示されるようですね。
エルメスと和風というとちょっと意外なような気もしますが、グッチのバッグの持ち手やアクセントに使用される「バンブー」、そしてルイ・ヴィトンの手裏剣マークも日本の伝統工芸や和柄に着想を得たものですし、ティファニーも日本のつづらにインスパイアされた製品を展開していた、と聞いています。
エルメスは異業種とのコラボにも積極的で、ブガッティ・ヴェイロンにもエルメスバージョンがありましたし、ヤマハV-MAXにもワンオフモデルが存在し、アップルウォッチにもエルメス版がありますね。