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ジャガーがI-PACE R-Sを発売?テスラ・モデルX P100Dを超える加速性能でEV最速を狙う

投稿日:2016/11/27 更新日:

ロサンゼルス・オートショーで公開されたジャガーI-PACEですが、早くもハイパフォーマンスバージョン登場のウワサ。
これは「テスラ・モデルX」に対抗するというものですが、EV(かつSUV)最速の座を狙うのでは、というものです(画像はおなじみX-TOMIによるレンダリング)。
I-PACE R-Sと呼ばれるという具体的なウワサまでが登場しており、ちょっと気になるところではありますね。

近年の様々な例を見ても分かる通り、自動車業界においては新参者が成功する可能性は限りなく低く、また既存メーカーでもシェアを引っくり返すのは非常に困難。
あれだけお金を持っている中国メーカーが幾度となくハイパーEVを計画しては頓挫し、自動車に造詣の深い欧州であっても新興メーカーはなかなか成功できない(グンペルトみたいに。しかしグンペルトは発売に至ったのでまだ良い方)のが現状です。

成功した例ではテスラ、パガーニ、ケーニグセグあたりですが、それぞれ強みや話題性があるのが特徴。
テスラはやはりその「ラディキュラス・モード」による加速、そしてイーロン・マスク氏のカリスマ性が大きく、これがなければまず成功はなかったと考えています。
つまりは消費者に対する「新興メーカーを選ぶ理由/動機づけ」が必要なわけで、ネガティブ要素を排除した上でメリットを提示する(もしくはネガティブ要素を遥かに上回るメリット)ことが重要なのかもしれません。

ジャガーはEVでは「新参者」ですが、かねてより参加しているフォーミュラEVでのノウハウや実績をもとに、「EV最速」という消費者に対するメリットを提示することで、一気に勢力地図を書き換えてしまいたいのかも、と思います。
もしそういった「メリット」が提示できれば、ジャガーはそれなりの販売網やサービス網、なにより歴史とブランド価値があるので、比較的容易にマーケットを掌握できるのではとも考えています。

なおジャガーI-PACEはヘッドライト構造やサイドウインカーの内部構造が特殊(メルセデスAMG GTのテールランプのように導光を目的とした透明樹脂ユニットが複数配置されている)なのが一つの特徴ですが、先ごろ走行していたプロトタイプでは「普通」になっており、ここはプロトタイプのデザインを貫き通して欲しと思う部分。

関連投稿:ジャガーがエレクトリック化に強気。「2020年までに販売の半分をEV/PHEV化する」

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ジャガーは初のエレクトリックカーとなる「I-PACE」を発表したばかりですが、今後はEV/PHEVを増加させる計画を持っており、2020年までには販売の半数をエレクトリック化したい、とのこと。
これは相当に速いペースで、BMWの「2025年までに25%をエレクトリック化」よりも急な展開です。

すでにジャガー・ランドローバーは400億円をエレクトリック化に投資しており、2000人を新たに雇用するなど「本気」でこの態勢に臨んでいますが、インドのタタに買収されるまでは虫の息に近かった会社がまさかここまで急成長を遂げようとは、という感じですね。

この勢いだとBMWやメルセデス・ベンツ、アウディをエレクトリック化において一気に抜き去る可能性もあり、ガソリン車販売が禁止される国々でのシェアを一気に伸ばす可能性も。
おそらくジャガー・ランドローバーはこれを「千載一遇のチャンス」と捉えているはずで、大きく攻勢を仕掛けてくるのは間違いなさそうです。

なおI-PACEのデザインを見ているとBMWやメルセデス・ベンツ、アウディに勝るであろうことが想像でき(好みの問題ではありますが)、走りに関してもフォーミュラE譲りのスポーティーさを持っていると考えられ、相変わらずジャガー・ランドローバーの「先見の明」と思い切った戦略には驚かされます。

 

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