フェラーリはかつて使用済みのレーシングカーを顧客に販売していたことで有名ですが、この慣習を「(一部)やめる」模様。
もともとフェラーリは市販車メーカーではなくアルファロメオのレース部門で、これが独立して「フェラーリ」に。
そしてレース資金を賄うためにレースでの役割を終えた市販車を整備したり公道走行可能な仕様にして販売していた、という歴史があります。
つまりフェラーリは「市販車を販売する」ことが会社の目的ではなく、レースをすることが目的で、そのために市販車を売ってきた、という特殊な会社なのですね。
なおこれまではF1マシンも「Corse Clientiプログラム」を通じて販売されていたわけですが、2014年以降のF1マシンはメンテナンスが複雑で「走らせる」こと自体が一般人には難しいということでフェラーリはこれらの販売を行わない、と決定(たしかにF1のスタートを見ていても、やたらいろいろな人や機材を使ってスタートさせている)。
反面、2013年までのF1は販売可能で、もしフェラーリのF1マシンを購入するのであれば「今しかない」ということになります。
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