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アウディのル・マン撤退にポルシェが「お返し」。2年前にアウディが公開した動画への雪辱だ

投稿日:2016/12/16 更新日:

ポルシェがアウディがWECより撤退することに対し、ひとつの「挨拶」を動画「Our way to say goodbye - Thank you, Audi」で公開。
動画では「3年前」の様子から描かれていますが、これは3年前にポルシェがル・マンに復帰した際、アウディがポルシェに対して贈った「挑戦状」への返答といった形になっているため。

2年前にアウディが制作し公開された動画ではアウディR18e-tornが(ポルシェのル・マン復帰にあたり)ポルシェの本社前まで出向き、ドーナツターンを繰り返して「Welcome back(よく戻ってきたな!)」と本社前の道路にブラックマークをつけています。
その際にアウディが「ポルシェのトラクターをぶち抜く(ポルシェなんかトロいぜ!という感じ?)」という挑戦的な様子を収めているのですが、今回ポルシェは逆にそれを利用。

今回ポルシェの制作・公開した動画では、そのトラクターに(3年前)乗っていたオッサンがラジオでアウディがWECから撤退というニュースを聞き、「ナニ!?」という感じでポルシェ本社前までトラクターで激走。
3年前にアウデイが残した「Welcome Back」という文字の「Wel」を消して「come back」にし、アウディに「いつか戻ってこいよ」というエールとしています。

こちらが今回ポルシェが公開した動画。

https://www.youtube.com/watch?v=E4cJCiYvgeo

こちらが2014年に公開された(アウディによる)動画。
ポルシェはこれをよく覚えていたということになり、そして今回非常にうまい方法で「お返し」をしたわけですが、ライバルメーカー(同門と言えど)同士のこういったやりとりは面白いと思います(陰湿ではなくユーモアがある)。

なおポルシェはいかなる挑発にも「乗らない」企業であり、しかしこういった方法でお返しを行うのは非常にクールですね(挑発には乗らないだけで、すべて覚えているところが恐ろしい)。

https://www.youtube.com/watch?v=_3u_14CXSDg


関連投稿:ポルシェ製のヴィンテージトラクターが競売に。2500cc空冷エンジン搭載だ

1959-porsche-308-super-tractor-1

第二次世界大戦時代に作られたポルシェのトラクターが販売に。
当時2気筒、3気筒、4気筒エンジンのモデルが作られ、いずれも空冷で14-55馬力を発生した、とのこと。
当時ドイツ産業はヒトラーの管理下に置かれ、ポルシェは農作業の効率を向上させるためのヒトラーからトラクターの製造や他者へのライセンス供与を強いられていたそうですが、その時代の産物ですね。

なおポルシェとヒトラーとのコラボは結構大きく、様々な軍用車両を製造しておりそのためにフェルディナント・ポルシェ氏は戦後に戦犯として軟禁されることに。

1959-porsche-308-super-tractor-2

なおこのトラクターは日本にも輸入されていたことがあり、当時の輸入代理店はヰセキ。
ヰセキはポルシェにトラクター用エンジンの開発を依頼したりと関係性はかなり強かったようです。

1959-porsche-308-super-tractor-3

今回販売される「308スーパー」は2014年に畑に放置されていたところをアイルランドで発見され、その後レストアを受けて現在に至ります。
エンジンは2466ccで3気筒、こちらも当然空冷となり予想落札価格は200万円ほど。
もちろん公道走行は不可能ですが、コレクションとしては面白そうですね。

1959-porsche-308-super-tractor-6

 

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