1958年製のポルシェ356Aスーパースピードスターがオークションに登場。
これは356カブリオレを軽量化したもので1.6リッターエンジンは標準の1.5リッターに比べて25%増しの75馬力を発生していた、とのこと。
経歴としてはまず新車としてロサンゼルスに納車されたのち、初代オーナーは数年乗って10年以上も倉庫に放置。
その後のオーナーも数年乗って25年間これを放置し、そのまた次のオーナーも2000年にこれを入手したのち、今年までこれをほったらかしに。
トータルだと58年のうち42年を倉庫で過ごした計算になるそうですが、競売では最高で3000万円の価格がつくのでは、とみられています(この状態でこの価格とは)。
走行距離等は不明で(走行期間が短いので走行距離も少ないのかも)、機関も作動するかどうか不明ですが、もしかすると見た目ほど中身はひどくないのかもしれません。
それにしても絵に描いたような「廃れ方」で、意図的に錆加工を施したのかと思うほどの見事さです。
経年劣化でここまで朽ちるとは、時の流れ恐るべし、という感じですね。
オークションサイトにてポルシェ911が販売中。
ただ、完全に燃えてしまっておりエンジンやホイール、内装など使えるパーツは一切無し。
修復するには2100万円ほど必要とのことで、同じ1996年製の911(993)であれば半額以下で手に入るので(996だともっと安い)、もはやこの残骸を購入する理由は皆無。
当然ですが、入札はゼロです。
燃えただけではなくフレームも相当に大きなダメージを負っており、正直修復は無理なんじゃないかとも思えるレベルですね。
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