アストンマーティンのあまりに高額な修理費用が話題に。
このアストンマーティンDB9を購入したジェシカさんですが、残念ながら走行中に前輪を「巨大な石」にヒット。
車両自体は2015年に1000万円で購入したもの(中古)だそうですが、修理総額はなんと1800万円ほどにも達し、およそ車両の購入金額に比較して1.8倍。
修理を行ったのはアストンマーティンの認定工場なので価格をふっかけているわけではないのですが(それにしてもローターは高い)、パーツ代としてカーボンブレーキローター270万円、フロントサブフレーム220万円、ペイント代(007に因んだシルバーで特殊なカラー”スカイフォール”)8万円、ヘッドライト片側62万円ほか、工賃が必要に。
加えて修理に1年もかかったこと(一日あたりの保管費用までもが請求)がここまで高額になった理由の一つかもしれません。
ジェシカさんは保険に加入していたものの、ここまで高額な費用をカバーする内容ではなかったようで、この修理費用には驚き、かつ憤慨しており「1セントたりとも払わない」と主張。
「この車は安全ではなく、ディーラーも修理明細も信用できない」としており全面対決の構えです。
購入後、実際にジェシカさんがこの車に乗ったのは二週間ほどで、修理に1年も費やしたのでお怒りはもっともかもしれません。
なおジェシカさんの言い分にももっともなところがあり、ブレーキローターのダメージは「1枚」だったのに「2枚」交換されていること(同時交換が条件なのかもしれませんが)、初期の見積もりよりも大幅に金額が上昇していること、予定よりも長くなった保管期間まで請求書に記載されていることを掲げていますが、モロモロの状況を考慮すると、彼女はお金を払って車を引き取らざるを得ないようですね。
なお、ぼくはかつてアストンマーティンを購入しようと考えたことがありますが、修理費用の高さ、修理できるショップの少なさ、もしもの際には本国送りになること、その場合の費用などの説明を受けた時に「やっぱり(買うのは)ムリ」となったことがあります(購入前に説明してくれたディーラーさんは大変親切だと思います)。