エアロダイナミクスを極限にまで追求した、2030年のコンセプトモデル「テスラ・ル・マン・レーサーT1」。
ミシュランと共同開発を行った「中央にフィンのあるタイヤ」、ボディのセンターにも「ウインドタービン」を装着し、走行する際の風によって電力を発電する、というコンセプトのレーシングカー。
実現すれば永久機関に近い夢のような車ですが、ル・マンで走らせれば燃料補給のためのピットストップを減らすことができそうですね。
現在フォーミュラEへ参加するメーカーも増えていますが、そのうちEVがレースの主役になるんだろうな、とは思います。
こちらも同じく2030年のル・マンレーサー、「Tesla JET R-03」。
4輪ではありますが、「バイクとジェット機の融合」とされており、ドライバー(ライダー)はエンジンを抱きかかえるように前傾姿勢で「跨る」ライディングポジションに。
メチャクチャに速そうで、画像のようにパイロットスーツが必要になるかもしれませんね(エンジンの上に跨るので耐熱性も必要)。
構造は至ってシンプルで、「ジェットエンジンにサスアームとタイヤがついた」ような構造となっています。
工業デザイナーXabier Albizuさんが考えた「テスラ・モデルEXP」。
「もしもテスラがスーパーカーを作ったら」というIF系レンダリングの一つですが、ブガッティ・シロンに大きく影響を受けているようですね。
想定スペックは4輪それぞれにエレクトリックモーターを備えてトルクベクタリングを可能とし、急速充電、自動運転、360度カメラを装備。
フロントグリルは「テスラ風」、大きく張り出したリップが特徴的です。
なおテスラは「エレクトリックGT」に参戦しており、これは「(他の車でも参戦できるにもかかわらず)テスラの相手がいないので」事実上テスラ・モデルSのワンメイクレース。
このレース用車両については0-100キロ加速がなんと「2.1秒」というスペックで、これはまさにF1なみ。
よって「もし」テスラがスーパーカーを作るとなるとそれよりも速いスペックとなりそうで、「まさかの0-100キロ加速1秒台」もありうる、と考えています。
テスラはまず「モデル3」、次いで「モデルY」に集中し、その後に「ロードスター」を発売するのではと言われますが、こちらはコンバーチブルになると見られており、モデルSのコンバーチブル版と考えても良さそう。
ただしそれだけでは競争力に欠け、テスラのことなので「スーパースポーツを打ち負かすだけの」運動能力を持つ車になるのだろう、と考えています。