ブガッティ・ヴェイロンのデザイナーとして有名なJozef Kabaň氏がBMWへ移籍(それまではブガッティと同じVWアウディグループのシュコダに在籍)。
高名なデザイナーが韓国メーカーへ移籍するのは珍しくありませんが、同じドイツのブランドへと移籍するのは結珍しいように思います(多くの場合は引き抜きではなく社内で育成する)。
同氏は44歳、スロバキア出身でKarim Habib氏の後任としてヴェイロンの外観をデザイン。
その後はシュコダにて「オクタビア」のフェイスリフトを担当したのが最新の仕事となっています。
BMWへの移籍後はエイドリアン・ホーイドンク氏率いるデザインチームの元で働くことになる、とのこと。
なお、BMWではこのほかに41歳のDomagoj Duke氏をBMW iシリーズ、Mシリーズにおける将来的なモデルのデザイン責任者に任命しており、今後は大きなデザイン変革を行うのかもしれませんね。
BMW側はJozef Kabaň氏歓迎のコメントを発表していますが、VWアウディグループもしくはシュコダ側からのコメントはない、とのこと。