1978年製造のフェラーリF1マシン、「312T3」がオークションに登場予定。
312Tシリーズは1975年に登場した名車で、5年に渡り6つのバリエーションを持つに至っていますが、61回の表彰台、4回のコンストラクターズチャンピオン、3回のドライバーズチャンピオンを獲得したモデルでもあります。
今回販売されるのはシャシーナンバー032、1978年の南アフリカGPでデビューしたもの。
エンジンはフラット12で515馬力を発生し、それまでのシリーズに比べて新しいモノコックとサスペンションを持っています。
1979年に「T4」へと移行するにあたり312T3は退役していますが、その際にフェラーリはフランスのコレクターにこれを売却。
その後も数人のコレクターの手を経ており、今回改めてオークションに登場することになった、とのこと。
フェラーリは使用済みのレーシングカーをコレクターに販売することでその歴史を重ねてきましたが、今までに相当数のレーシングカーが個人の手に渡っているのでしょうね。
なお、フェラーリはF1マシンについて、新たに販売するのを停止すると発表していて、となると今までに販売されたF1の価値は急騰することになりそうです。
VIA:Motor1
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