マクラーレンP1GTRのロードバージョンが「マクラーレン・ビバリーヒルズ」より納車。
もともとマクラーレンP1GTRは「サーキット専用」ですが、イギリスの会社「Lanzante Motorsport 」がマクラーレンのお墨付きを得てこれを「公道走行可能な」仕様にコンバートしており、現在ではその台数は12台を超える、とのこと。
今回納車となるP1GTRのカラーリングは2017年モデルのマクラーレン製F1マシンと同様の配色を持つこと(時期的なものを考えるとこちらのP1の方が先にこのカラーリングを用いた、という説も)が特徴。
ただしP1向けに各部がアレンジされており、オレンジはやや薄めのカラーとなっているようです。
派手な色使いではありますが非常にセンスよくまとめられており、多くのP1はカーボンを使用するものの、これは目立ったカーボンの使用はなく、ペイント仕上げにて独自性を出しているところが新しいですね。
内装にもオレンジが使用されていますが、やはりカーボンではなくペイント仕上げのパーツを用いているところがナイス。
マクラーレンがF1マシン(MP4/31)と同じカラーリングにペイントされたマクラーレンP1GTRを公開。
もちろんMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)によるものですが、マクラーレンP1GTRのこういったファクトリーカスタムの画像は次々公開されるにあたり、「本当は一体何台作っているのだろうか」という疑問も湧いてきます。
もちろんこれらは限定台数の中でオーダーした顧客の車だと思われますが、完売の後にこういった画像が出てくると、ついつい勘ぐってしまいますよね。
なお、「オレンジ」はマクラーレンのコーポレートカラー。
オレンジの塗り分け方法はなかなか格好よく、メタリックグレーとの愛称も抜群ですね。