レクサスが3月に発表したスポーツクーペ、「LC500」の受注が好調(というか絶好調)。
月販目標50台に対し、わずか1ヶ月で「36ヶ月分」1800台の注文が集まっているとのことですが、1300万円を超える価格帯の車であるということを考えると、これは驚くべき数字といえますね。
なおモデル別だとハイブリッドモデルのLC500hが800台、ガソリンエンジンモデルのLC500が1,000台、という内訳に。
実際に乗ってみた印象だとたしかに「近年まれに見る素晴らしいスポーツクーペ」であるのは間違いがなく、直感的に「欲しい」と思わせる車。
デザインも素晴らしく、レクサスらしく細部に至るまで抜かりのない作りをもっていて、走りのみならず所有する満足感も非常に高い一台と言えるでしょう。
スポーツカーに乗りたいという要望はあっても、「いつも気合を入れるわけではない」「別にサーキットを走るわけではない」という人には向いている一台で、ゆったり走りたいときには快適に「流せる」懐の深さを持っていると思います。
なおLC500は生産性が高くなく、売れた分だけポンポン作ることができない車であり(よってレクサスにしては珍しく、発表時には余裕をもって展示車や試乗車を用意できなかった。3月の発表前の時点で納車3ヶ月待ち)、ここから長い「納車待ち」が発生しそうですね。
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