NOVITEC(ノヴィテック)がランボルギーニ・ウラカン・スパイダーをカスタムし画像を公開。
ノヴィテックはフェラーリ向けに「ロッソ(ROSSO)」、マセラティ向けに「トリデンテ(TRIDENTE)」、ロールスロイス向けに「スポーフェック(SPOFEC)」、そしてランボルギーニ向けには「トラド(TORADO)」という名称でそれぞれチューニングを展開しています。
その中でもROSSOとTORADOには「N-Largo」なる過激な限定エアロ/チューニングキットが存在し、今回公開されたのはそのウラカン・スパイダー版。
すでにウラカンのクーペモデルにも「N-largo」が設定されていますが、今回のスパイダー版はそれよりももっと過激。
上のクーペ版N-Largoでも前後ワイドフェンダーを装着しているのに変わりはないものの、スパイダー用ではフロントバンパーのサイドアンダーにスリット、フロントフェンダー上部にエア抜き用のスリット、リアフェンダー前にはアヴェンタドール同様のV字スリット、テールランプ横にもスリット入り。
クーペ用エアロキットは「ノーマル然」としておりチューニングカーっぽさが感じられなかったことへの対応かもしれませんが、大きく雰囲気が変わっていますね。
もちろんフロントバンパーや前後フェンダーはクーペ/スパイダーともに共通なので、今回発表されたスパイダー用エアロキットをウラカン・クーペに装着することも可能と思われます。
なおウラカンは開発時からモータースポーツへの参戦を考えていたようで、「パーツ交換の容易さ」が設計時にその思想として盛り込まれています。
市販モデルからレース用モデル(GT3など)へのコンバージョン、レースでのクラッシュから復帰(修理)までを考えているのだと思われますが、乗用車にしては珍しく「リアフェンダーの着脱」が比較的容易に。
通常はルーフとCピラー、リアフェンダーは一体化しており取り外しが困難ではあるものの、ウラカンではこれが外れる、ということですね(スーパートロフェオ公開時に、慣れれば”簡単に”全パネルを外せる、と説明されている)。
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