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20年以上も納屋に眠っていたデロリアンが発見され専門家の手に渡る。生産は1981年、走行距離はわずか1,600km。さすがにステンレス製ボディはシミひとつない【動画】

20年以上も納屋に眠っていたデロリアンが発見され専門家の手に渡る。生産は1981年、走行距離はわずか1,600km。さすがにステンレス製ボディはシミひとつない【動画】

| こういった「納屋で発見されたクルマ(バーンファインド)」はいつもボクたちをワクワクさせる |

内装のダメージは大きいが、外装に関しては「かなり」きれいな部類でもある

さて、アメリカはウイスコンシン州南部にて、20年以上放置されたデロリアンDMC-12が発見されて納屋から引っ張り出されることに。

今回このデロリアンを紹介するのはデロリアン専門のレストア会社、デロリアン・ミッドウエストで、しかし発見に至った経緯、そしてそもそも放置された経緯についてはナゾのまま。

しかしぼくとしてはそういった背景に興味があるだけに、そこが明かされていないのはちょっと残念に思います。

発見されたデロリアンDMC-12のコンディションは「最悪」ではない

そこでこのデロリアン・ミッドウエストのオーナー、マイケル・マッケルハッタン氏は「納屋で発見された」デロリアンDMC-12を引き取るため、トラックにトレーラーを取り付けて問題の納屋へ。

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ここがそのデロリアンDMC-12が見つかった納屋と邸宅で、なかなか立派な建物です。

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そして納屋にてデロリアンDMC-12とご対面。

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なお、この個体は1981年に製造されたものでシリアルナンバーは1702(かなり初期に作られたものである)、そして走行わずか997マイル(1604km)。

製造年を考えると驚くほど走行が少なく、そしてステンレス製のボディパネルは比較的美しい状態を保っています(さすがステンレス)。

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「強度が高く、腐食しない」ステンレスはなぜ自動車のボディにほとんど使用されないのか?実は自動車のボディには「非常に向いていない」素材だった
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外観はかなり程度がいいと言ってよく・・・。

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ドアのダンパーもちゃんと機能。

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なお、デロリアンの泣き所の1つはこの「ドアのダンパー」で、ドアが重いためにダンパーに負担がかかり、そのためすぐにダンパーがヘタってしまい、ドアを支えることができなくなってしまうわけですね。

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リアハッチのダンパーもしっかりとハッチを支えており、ダンパーの寿命は「経年」ではなく「操作回数」なのかも。

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雨風を避けることができたためか、サビは最小限にとどまっているようで、レストアはさほど難しくないかもしれません。

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ただしデロリアンDMC-12の内装はネズミに食い荒らされた状態に

しかしながら外装の程度の良さとは裏腹に内装の程度はあまり良くなく、というのもレザーなどはネズミに食い荒らされており、「かなり酷い」状態であるため。

ネズミの歯を免れたとしてもネズミの糞がそこかしこに散乱しており、実際に動画ではネズミの姿も確認できます。

なお、(あまり日本では想像できないものの)欧米ではネズミ被害が深刻なバーンファインドもあるといい、以前には「ガレージにフクロウが住み着いていたことで」ネズミが寄り付かずに難を逃れたランボルギーニ・エスパーダが報じられたことも。

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ただ、どのみちこの年代のクルマであればカーペットも剥がしての「フルレストア」が必要になるものと思われ、外装が無事であれば「それだけでもいい」のだと思われます。

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メーターはかなりきれいですが、配線はネズミに齧られているかもしれませんね。

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その後、デロリアンDMC-12はレストアのために運び出されることに

その後、デロリアン・ミッドウエストはこの車両を運び出すことになりますが、当初バギーを用いてデロリアンDMC-12を引っ張るもうまくゆかず・・・。

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トラックで牽引してようやく納屋を脱出。

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明るいところで見てもさほど状態が悪いようには見えず、レンズ類の劣化もほぼ確認できないというレアな個体です。

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その後はトレーラーへと積み込み・・・。

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それにしても程度は何度見ても「なかなか」。

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いざ帰路へ。

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おそらくはデロリアン・ミッドウエストの手によって新車同様に蘇るものと思われ、続報を待ちたいところですね。

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20年以上納屋に眠っていたデロリアンDMC-12が運び出される動画はこちら

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参照:DeLorean NATION

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