1939年製リンカーン・ゼファーをカスタムした車両がオークションに登場。
これはもともとのゼファーのイメージを残しながらも広く、長く、そしてダイナミックにカスタムしたもので、ヘッドライトがスモークとなるなど「今風」のテイストも。
なおもともとのリンカーン・ゼファーはこんな感じ。
たしかにこの雰囲気が残っているといえば残っていますね。
リアはこんな感じで異常に低くなっており、おそらく通常の走行はエアサスでも装備していない限り不可能(車自体は走行可能なコンディションだそうですが)。
現在「リンカーン」はフォードの保有するブランドの一つですが、高級路線にシフトしており、その特異なデザインや高級さから人気化。
現在販売も伸びていると報じられ、とくに中国での人気が高いようですね。
なお、「ゼファー」についてはフォードが商標を出願したと報じられており、もしかすると「復活」もあり得るとされますが、当時のイメージを反映させたデザインだと面白そうです(リンカーンならやりかねない)。
内装ではオリジナルのままのダッシュボードやステアリングホイール、シートが残っており当時の面影を留める状態。
エンジンについてはアナウンスはないものの、おそらくこれもオリジナルの4.4リッターV12では、と見られています。
オークションにおいては、最高落差金額は予想でなんと4500万円程度とされており、相当な価値があると見なされているようですね(クラシックカーは改造すると価値が下がるのが一般的なのにもかかわらず、これだけ改造されているのにこの値がつくのは意外)。
VIA:CARSCOOPS