| ジェイ・レノ・ガレージに”キャプテン・アメリカ”カマロが登場 |
アメリカ西海岸のチューナー、スピードコア(SpeedKore)が1967年製シボレー・カマロをレストア&カスタム(レストモッド)。
ただしそのオーナーは「キャプテン・アメリカ」役で知られる俳優のクリス・エヴァンス氏で、かつこのクルマをクリス・エヴァンス氏に贈ったのは「アイアンマン」役のロバート・ダウニーJr.氏。
なお、ロバート・ダウニーJr.氏は生粋のカーマニア(と腕時計マニア)で知られ、以前にも自身のためにマスタングを同ショップにてカスタム。
このマスタングを相当に気に入り、そこで盟友であるクリス・エヴァンス氏にカマロをプレゼント、ということになったようですね。
アイアンマンが作ったキャプテン・アメリカのクルマ
なお、今回のカスタムにおいては、ベース車選びからカスタムの内容まで、ロバート・ダウニーJr.氏が深く関わっているとのこと。
ボディカラーは「グリージョ・ヴェルデ」、つまりグリーンっぽいグリーン。
相当に渋いカラーですが、ロバート・ダウニーJr.氏は自身のマスタングにも「カーキイエロー」という常人離れしたカラーを選択していて、ひと味違うカスタムが得意なようです。
このカマロのカスタムにあたっては現代の要素もふんだんに取り入れ、リアサスペンションが「4リンク」となるなど、大幅に機能もアップデートされている模様。
本来はメッキであったと思われるパーツ類はダークかつマット仕上げとされ、このあたりのセンスにも驚かされます。
プレートには「1967カマロRS スティーブ・ロジャース スペシャル・エディション カスタム・ビルト フォー クリス・エヴァンス」。
スティーブ・ロジャースはキャプテン・アメリカの本名ですね。
ステアリングセンターにはキャプテン・アメリカのシールドを再現!
メタルパーツはダーク&マット(モノトーン調)、そしてブラウンレザーにグレー調ウッドという仕上げで、「すごいなこのカスタム」と驚かざるを得ない仕様。
シフトレバーはなく、ギアポジションの選択はプッシュボタンにて。
そしてギアのアップ、ダウンは「+」「-」ボタンで行う、という非常に珍しい操作方法を採用。
エンジンルームやボンネットの裏側はマットグレー、スーパーチャージャーなどパーツ類もモノトーン。
このあたりインテリアの「グレー」とシンクロさせているものと思われますが、アメリカ人はこうやって「クルマを楽しむ」ことが本当に上手だなあ、と思います。
エンジンそのものはLS3 6.2リッターV8で、容量2.9リッターのスーパーチャージャーで加給。
何と出力は730馬力にまでパワーアップし、4速ATを介して後輪を駆動します。
そしてお約束の「お出かけ」。
今回は公道のほかにサーキットでの走行も。
サーキットでは何と「時速321キロ」を記録。していますが、年式や4速ATということを考えると、これは驚くべき数字ですね。
それでは動画を見てみよう
こちらが渋い”キャプテン・アメリカ”カマロを紹介する動画、「Chris Evans' 1967 Camaro by SpeedKore - Jay Leno's Garage」。