Forbsによると、アメリカでの自動車平均保有年数は過去最長の7.3年になった、とのこと。
これは中古車情報サイト、iSeeCars.comの調査によるものとしていますが、車種別だともっとも保有期間が長いのはトヨタ・ランドクルーザー。
ランクルの場合は実に10.6年とされ、その性能の高さと壊れにくさに加え、変わらないデザインも理由の一つかもしれませんね。
以下はそのランキングですが、意外なのはスポーツカーも多くランクインしていること。
SUVはもっぱら実用だと思われるものの、スポーツカーは「趣味」としてセカンドカー、サードカーとして長く手元においてく傾向があるのかもしれません。
加えてセダンでランクインしたのは「トヨタ・アバロン」のみ。
もしかするとセダンはリースなどが多く、乗り換え頻度が高いのかも、と考えたりします。
2位:ポルシェ・ボクスター・・・9.9年
3位:フォード・エクスペディション・・・9.0年
4位:メルセデス・ベンツSLK・・・9.0年
5位:フォード・エクスプローラー・・・8.9年
6位:トヨタ・セコイア・・・8.9年
7位:シボレー・コルベット・・・8.8年
8位:トヨタ・アバロン・・・8.8年
9位:トヨタ 4ランナー・・・8.8年
10位:アウディ TT /・・・ 8.8年
iSeeCars.comによると、ポルシェ・ボクスター、コルベット、TTのようなスポーツカーにおいては「古さを感じさせにくく、しかし誰でもその姿を見れば車名を容易に認識できる」スタイルにその理由があるのではと述べており、”最新モデルでなくても時代遅れに見えない”、としています。
加えてスポーツカーは「晴れた日にしか」乗られないことが多く、大半をオーナーのガレージにて過ごしているであろうことも指摘しており、たしかにそのとおりかもしれませんね。
なお先日の「32万キロ以上走っている中古」でもそうであったように、こういったランキングでは「トヨタ」がいつも最大勢力となるようです。
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