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テスラCEOが火星行きのロケットにテスラ・ロードスター搭載。「何十億年も宇宙空間に存在することになる」

2017/12/24

| あの発言は本気だった |

ちょっと前にテスラCEO、イーロン・マスク氏がツイッターにて、同氏が同じくCEOを務める「スペースX」社から打上げるロケットに「テスラ・ロードスター」を搭載する、と投稿。
火星への軌道に載せると発表するとともに、「破壊されない限りは宇宙に、何十億年も存在し続けるだろう」とも呟いたことは広く報じられたところでもありますね。

イーロン・マスクはロケット会社も所有している

多くの人は(ぼくも)これをジョークだと受け取ったものの、イーロン・マスク氏はいきなりスペースXのロケット「ファルコンヘビー」にテスラ・ロードスターを搭載した画像をインスタグラムにて投稿。

イーロン・マスク氏の語るところでは「通常、ロケットのテスト飛行には、想定するペイロードと同じ重さのコンクリートやスチールを載せて打上げる。ただし、それでは面白くない。だから、テスラ・ロードスターを打ち上げることにした」とのこと。
全く同氏らしい発言ですが、これを実行できるのは世界広しといえどもイーロン・マスク氏を置いて他にはないのは間違いなさそう。

イーロン・マスク氏は人類への貢献意欲が強く、とくに「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」が人類に進歩をもたらすと考えていて、その後に立ち上げた会社「Zip2」「X.com(ペイパルの前身)」の売却などで得た資金をもとに「スペースX」を設立。
その後はテスラ・モーターズに出資しCEOに就任しており、さらにその後はニューヨークの地下にトンネルを通す「ボーリングカンパニー」も設立。
現時点でもすでに「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」分野において人類に貢献している、ともいえますね。

スペースXとは?

スペースXは2002年にイーロン・マスク氏によって設立されており、低コストなロケットによって商業衛生市場でシェアを伸ばしており、2006にはNASAと契約したことでも知られます。
通常のロケットは「使い捨て」ですが、同社のロケット「ファルコン9」が世界初の垂直着陸を実現(最初に失敗したときには”次はうまくいく”と「プラネテス」のウェルナー・ロックスミスばりの発言をしている。実際にその後は成功)。
つまり「打ち上げて」「戻ってきた」ことになりますが、これによってさらなるコスト削減が可能に。

なおNASAとの契約にてISS(国際宇宙ステーション)に荷物を運ぶことになりますが、民間機としては初めてISSにドッキングしたという実績も誇ります。
これまでに運用したロケット/宇宙船(試作機含む)はファルコン1、ファルコン5、ファルコン9、ファルコンヘビー、グラスホッパー、ドラゴン。

火星探査や火星への移民についても意欲的で、本人もいずれは火星へと移住する意思を示しているものの、「無事に火星までたどり着けない/戻ってこれない可能性」も考慮し、移住の際には「後継者を地球に置いて行く」とも語っていますね。

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A Red Car for the Red Planet Test flights of new rockets usually contain mass simulators in the form of concrete or steel blocks. That seemed extremely boring. Of course, anything boring is terrible, especially companies, so we decided to send something unusual, something that made us feel. The payload will be an original Tesla Roadster, playing Space Oddity, on a billion year elliptic Mars orbit.

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