| テスラ・モデルSプラッドは、納車が開始されたEVとしては「世界で最も速いクルマ」 |
直線はともかく、サーキットにてこれほどのパフォーマンスを披露するとは
さて、テスラは先日「初の」トリプルモーターを搭載した新型車、モデルSプラッド(Plaid)を発表したところですが、今回米ラグナセカ・スピードウェイ(サーキット)を走行する様子を収めた動画が公開され、そのあまりの速さが衝撃的だとして話題に。
これら動画は「Unplugged Performance」によって公開されており、ポルシェ911GT3 RS、マクラーレンP1/セナ、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテを追い越す様子が確認できます。
その速さは驚異的
まず動画では、ポルシェ911GT3RS、マクラーレン・セナ、マクラーレンP1が先行。
ここでポルシェ911GT3 RSを捉えて抜き去り・・・。
P1とセナもロックオンして・・・。
あっさりパス。
その後はウラカン・ペルフォルマンテを捉え・・・。
これも一瞬で置き去りに。
「新型テスラ・モデルSプレッドの速さは常軌を逸している」ということになりそうですね。
ただしこのテスラ・モデルSプレッドはライトチューン版
なお、今回の動画にて注意を要するのは、このテスラ・モデルSプレッドには「ライトチューン」が施されているということ。
具体的には、内装が剥がされて軽量化が図られ、競技用のタイヤが取り付けられています(安全のためにロールケージも)。
ただ、そのあたりのハイパフォーマンスセダンを引っ張ってきて、内装をひっぺがして競技用タイヤを装着したら「マクラーレンやポルシェ、ランボルギーニよりも速くなる」というわけではなく、そこは素直にモデルSプレッドの性能の高さを認める必要がありそうです。
テスラはニュルブルクリンク挑戦の意向も示していたが
なお、テスラはしばらく前に、モデルSプレッドにてニュルブルクリンクに挑戦し、EV最速のみならず、セダン最速の記録を(ポルシェ・パナメーラを破り)樹立すると豪語。
その後何週間かに渡ってニュルブルクリンクを走る姿が目撃されたものの、テスラからはタイムに関する公式アナウンスはなく、この様子を見るに、実際に記録を打ち立てることは難しかったのかも。
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ただ、今後どこかでニュルブルクリンクに挑戦する機会もあるものと思われ、「ノーマル状態でどれくらい速いのか」を証明してほしいところですね。
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