【動画】テスラ・サイバートラックの市販モデル？テスラのテスト施設内を走行する試作車が目撃され、ヘッドライトなど変更点が確認される

｜　市販版サイバートラックからは若干の「未来」感が失われたものの、そのぶんイカつさが増したようだ　｜

ただしサイバートラックらしさはそのまんま

さて、テスラのカリフォルニア州フリーモント工場をドローンにて空撮した動画がYoutube上に登場。

この動画では市販モデルと思われるテスラ・サイバートラックが捉えられており、いくつかコンセプトモデルから変更された点を確認することが可能です。

やはり注目すべきはその「フロント」で、平坦だった、そしてそこからストンと直角に近い角度でラインが落ちる構造を持っていたフロント先端が変更されていて、ちょっとした角度が設けられているようです。

もちろんその理由は「安全性」だと思われますが、これは以前にドイツのTUVが指摘した内容とも合致しそうですね。

まだまだサイバートラックの開発は進行中？

そのほか気づくのは大きなドアミラーが装着されていること。

これは折りたたまれているようですが、ピックアップトラックによく見られるような大きな形状を持っているように思われます。

なお、後方確認はその構造上非常に困難だと思われますが、これはカメラが装着され、その映像が室内に映し出されるものと考えていいのかもしれません。

興味深いのはテールランプやブレーキランプが発光していないこと。

これらは公道走行に必要な装備ではあるものの、実際に機能していないということは、この個体はまだまだ市販モデルとは差異があり、そしてサイバートラックそのものが開発途上にあるということなのかもしれません。

そしてもう一度フロントを見てみると「巨大な」ワイパーが目をひきますが、この取り付け位置からするに、左右に「スライド」するのかも。

もしくは、支点から（通常のワイパーのように）回転するように動くのであれば、「伸縮して」拭き取り面積を拡大することになるものと思われ、しかしそのサイズはかなり大きく（なるべく目立たないようにここに取り付けていると思われるものの）、ドアミラーとともにちょっとした違和感を感じます（これらが装着されるだけで、ずいぶん雰囲気が”未来”から”現実”になる）。

ちなみにヘッドライト位置は下に移動し、かつこれまでの「一直線」から左右分割となったうえ、中央にはオレンジのマーカーが光っているもよう。

サイバートラックの発売は2022年、納車は2023年から？

なお、サイバートラックの納車は予定よりも2年ほど遅れ、最終的には2022年に発売され納車は2023年からという説が有力。

その理由は「まずは需要が高くて生産が追いつかないモデル3とモデルYの生産を優先させる」からだとされていますが、実際のところは、いくつかの仕様違いのサイバートラックが目撃されることから推測するに、まだまだ開発が追いついていないのかも。

参考までに、サイバートラックの予約は現段階で125万台に達している、とも報じられます。

ちなみにフリーモント工場には相当数の「出荷待ち」テスラが待機しており、かなり立派なテスト施設もあるようです。

そして現存する施設の横には大きな空き地があり、さらになんらかの設備が建設されるのかもしれませんね。

テスラ・サイバートラックの市販モデルを報じる動画や投稿はこちら

BREAKING: New Tesla Cybertruck design spotted at Fremont test track!!!

Source: https://t.co/OeVhsaq71h pic.twitter.com/VyyYpuZ48U

— Sawyer Merritt 📈🚀 (@SawyerMerritt) December 10, 2021

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参照：Sawyer Merritt, Chile Al100