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テスラCEO「モデルYは新型プラットフォーム」。1-4月の赤字は過去二番目となり市場では危険視も

投稿日:2017/05/12 更新日:

テスラCEO、イーロン・マスク氏によると、「モデルY」は全く新しいプラットフォームを持つだろう、とのこと。
テスラの現在のラインアップはセダンのモデルS、SUVのモデルXですが、今年中には40万台もの予約を集めて話題となった「モデル3」がここに加わる予定。

先日までイーロン・マスクCEOは「最優先すべきはモデル3」としていたものの、ここへきてモデルYの話題が出るということは「モデル3はおおよそ生産安定化の目処がたった」と言えそうです。
なお、これまで「モデルY」はモデル3のリフトアップ版だと考えられており、よってプラットフォームもモデル3と共通とみられていただけに今回の発言はちょっと驚き。

おそらくは2020年以降の登場になると思われますが、「新世代」のプラットフォームやインターフェースを持つと考えられ、「次期モデルS/X」を示唆するものとなるかもしれませんね。

なおテスラは2017年第一四半期において25000台以上をデリバリーし、テスラにとって過去最高の販売台数を記録していますが、一方で記録した赤字は6億2240ドル、と過去に二番目の大きさ。
これについては市場予測を超えた赤字幅で、株主はモデル3の発売によってさらに赤字が拡大するのでは、という懸念があるようです。

モデル3についてはアナリストの間でも予測が両極端で、「テスラの負担になる」という意見、逆に「かなり期待」派とに二部。
これについてイーロン・マスク氏は「モデル3へ寄せられる期待は過剰」「モデル3がモデルSより優れるという認識が持たれている」という懸念を表明。
加えて「半年はモデル3の広告を行わない」などモデル3への過剰反応、また「赤字予測」について牽制を行なっているようですが、まさにモデル3よ行方は「運命の分かれ道」と言えるかもしれません。

関連投稿:テスラ・モデルYは「数年以内に登場」。イーロン・マスクCEOがTwitterで語る

テスラCEO、イーロン・マスク氏によると「テスラ・モデルYは数年内に登場」とのこと。
数年が「どれくらい」なのかは不明ですが、テスラは現在「モデル3」の生産に全力を挙げており、来年には年間50万台の生産を達成する意向を持っています。
現時点でのモデル3がどれくらい予約を集めているのかはわからないものの、発売当初には「40万台」と報じられ、その後一分の予約はモデルSの購入に回ったとも言われており、ここから増えているのか減っているのかも謎。

仮にモデル3について40万台程度の予約が残っているとして、今年6月以降から生産を開始し、来年後半にはモデル3の予約分をさばけるかもしれませんが、一部では「予約分を全部生産するには二年必要」との声も。

今のところ何が事実なのか知ることはできないものの、モデルYはモデル3の「次」になると思われ、モデル3の納車が適正化されるまでは(落ち着くまでは)モデルYの発表は無いのかもしれません(モデル3のキャンセル→モデルYへと流れる可能性もある)。

モデルYはモデル3のクロスオーバーと見られ、リフトアップ&高いルーフ(室内空間)を持つと考えられますが、現在アメリカでは「SUVとトラックしか売れていない」状態でもあり、モデルYはモデル3以上の人気となりそうですね。

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