| 日常から危険に対する意識が高くないとこうはゆかない |

南アフリカにて、自宅前で強盗にあいそうになるものの、助手席に乗る女性の機転で間一髪強盗から逃げることができた動画。
映像は自宅前の監視カメラが捉えたものですが、レンジローバーに乗った夫婦が帰宅するところから始まります。
南アフリカには日常的に危険が溢れている
助手席の女性が車を降りたところで、後ろからメルセデス・ベンツが接近(強盗にしてはいい車。たぶんこれもヨソで奪った車と思われる)。

そのベンツから降りてきた男を怪しいと感じた女性はすかさず車に再度乗り込みます。
なお、男の足元にワンコがいますが、このワンコは夫婦の飼い犬のようで、というのも女性を見るなり「おかえりー!」という感じで駆け寄っていたため。

レンジローバーを運転する男性は、女性が乗り込んだところで車をバックさせてそのまま強盗からエスケープ。
男の手元から見るに、銃を持っているようですね。

ちょっと可愛そうなのはワンコで、「え?」という感じで置いてゆかれることに。
レンジローバーが走り去ったあとにも「待ってー!!」という感じで全力にて追いかけてゆく姿が涙をそそります。
幸い、この強盗はワンコに興味を示しておらず、八つ当たりされたり(身代金目的で)誘拐されたりしなくてよかったですね。

なお、下で紹介するポルシェ911を狙った強盗もそうですが、南アフリカの強盗は、ターゲットが自宅に帰ってきて「車から降りたところを」狙うようですね。
そしてやたらと発砲しないところを見ると「もし発泡して強奪したり人に傷を負わせると」捕まったときの罪が重いのかもしれません。
加えてターゲットに逃げられると「すぐに諦めている」のも特徴で、「逃げられたらまた次」といった感じで一日に件数をこなすことを考えている(それが彼らの仕事?)のかもしれません。
ちょっと不安なのは犯人に「その家にどういった人が住んでいる」「どういった車がある」かを知られてしまっていることで、生活パターンを把握させると再度襲われたりしそうです。
今回の動画では「女性の冷静な対応」が目立ちますが、同じような目にあったのは今回がはじめてではないだろう、ということも容易に推測でき、「南アフリカで高級車に乗るのは命がけ」であることもわかりますね(ぼくのように無防備な姿で家の前で洗車、というのはまず想像すら難しそう)。
関連投稿:南アフリカにて、ポルシェ911が銃を持った強盗から見事逃げ切る動画
南アフリカにて、カージャックに狙われたポルシェ911が機転を利かして難を逃れる動画。
まずはポルシェ911が自宅と思われる家の門の前で停車しますが、それを待っていたであろう別の車がやってきて、そこから銃を持った男が降りてきて911を奪おうと911のほうへ。

911のドライバーはおそらく前にもこういった経験があったと思われ、冷静にバックしてからその場を逃れ、前進に移ってから加速しその場から脱出。
911の行動に強盗のほうが追いついていない状態ですが、自宅と車がバレてしまっているので再度の犯行が心配とはいえるものの、無事で良かったと思います。
南アフリカではこういった強盗が多いと思われ、保険では盗難をカバーできないか、もしくはカバーできても保険料が非常に高いと推測しますが、こういった地でスポーツカーやスーパーカーに乗るのはかなり敷居が高いと言えそうです。
関連投稿:南アフリカでの自動車強盗の様子。銃にハンマーで武装
南アフリカ・ヨハネスブルクにて、高速道路上にて車を強制的に停止させられ、強盗被害を受ける様子を収めたオンボード映像。
ドライブレコーダーが捉えたものですが、銃やハンマーで武装した一団がぞろぞろと出てきており、非常に恐ろしいです。
ヨハネスブルクというと、映画「第9地区」「チャッピー」の舞台でもあり、それらの監督であるニール・ブロムカンプ氏の出身地でもありますが、映画さながらの治安の悪さですね。