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アメリカ自動車市場にさらなる異変。中古車相場が1年で17%下落し、新車からの値引率も拡大

投稿日:2017/09/14 更新日:

アメリカにて中古車の価格下落に歯止めがかからない、との報道。
新車販売については(流石に今年は前年割れしそうですが)ここ7年ずっと成長しており、反面中古価格は低迷している、という状況のようですね。
この値下がりについてはすでに報じられているものの、最近になりこの傾向が加速し、ここ12ヶ月でその相場はなんと17%も下落(暴落、といっていい)。

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なお同じ統計では中古車の平均価格は現在170万円ほど。
これはもちろん「売れずに在庫が増えている」ためで、新車販売が減速し、かつ中古車販売も減少したうえ、さらに中古価格が下がっているのというのはちょっと深刻な現状かもしれませんね。
要するに自動車市場全体的に売れていないということで、「新車は売れないものの、中古車が人気化して逆に中古相場が上昇」というイギリスとは異なる傾向となっています。

価格が下落しているといってもそのカテゴリには随分差があるようで、新車同様に「コンパクト」「セダン」は相場を超えて大きく下落。
そして例によってSUVは値下がり幅が小さく、特に国産(アメリカ産)SUVはさらにその価値を維持する傾向にあるようです。

もう一つ、「高年式中古車」の価格が下がっているのも一つの特徴で、2012年の統計では「登録3年以内の中古車」の価格は新車の26%安だったのに対し、2017においては「登録3年以内」の中古車価格は新車の34%安となっている、とのこと。

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