| 世の中には「中古車」という夢のような選択肢がボクらを待っている |
「パッと見でお金持ちに見えるクルマ8選」という動画が公開に。
その対象はもちろん中古車で、見た目がエキゾチックであったり、もともとの車両価格が高価なのに中古車が安いクルマ、そしてブランドイメージの割に中古価格が割安なクルマをピックアップしているようですね。
確かにその内容には「なるほど」と思わせられるものがあり、どういったクルマがあるのかを見てみましょう。
ヴェイダーG35
まずは「ジョーカー(ヒース・レジャー版)のクルマ」として知られるヴェイダーG35。
フロリダの「ヴェイダー・ボディキット」社がリリースしたコンバージョンキットを日産スカイラインクーペ(インフィニティG35)に装着したクルマですが、数台の生産が確認されており、そのコスト(当時)は1700万円ほどであったと言われます。
ただし改造車の常として、中古になると価格が大きく下がり、北米だと比較的安価で手に入る模様。
スーパーカーのようなディヘドラルドアを持ち、「異世界感」バリバリなので、よくわからないけどスゴイ、という印象を人々に与えることになりそうですね。
マセラティ・グラントゥーリズモ
新車では相当な価格ではあるものの、中古になるとけっこう安いのがマセラティ。
とくにグラントゥーリズモはそのボディサイズ、ルックスともにスーパーカー然としており、中古車なのに(その価格の割に)高く見えるクルマの筆頭です。
カーセンサーエッジを見ると、ちょっとびっくりではありますが、なんと300万円を切る個体も複数台見つかり、誰がどう見ても「300万円で買ったクルマには見えない」のは間違いないと思います。
なお、ひと世代前のクワトロポルテも異常に安く買えるため、ぼく的には強くオススメしたいクルマのひとつ。
アストンマーティンV8ヴァンテージ
この世代のヴァンテージは数が出ているので中古市場でも価格がこなれており、正直「相当にお買い得」だと思えるクルマのひとつ。
500万円以下で入手でき、しかし乗っている人を見ると「どこの社長さん?」という感じですよね。
なお、アストンマアーティンのデザインは以前からあまり変わっていなくて、どのモデルでも似たようなデザインを持っていますが、新車販売だとそれが「代わり映えしない」ということでマイナスに働くことがあるものの、中古車を買う身としては「タイムレス」なデザインなので古く見えない、というポジティブ要素に働くと考えています。
ベントレー・コンチネンタルGT
こちらは先代モデルのコンチネンタルGT。
完全にノーチェックでしたが、カーセンサーエッジ上では300万円以下の個体がザクザク見つかり、しかしこれも「どう見ても300万円で買ったクルマには見えない」一台。
中古で購入し、カーディティーリングに出してビッカビカに磨きあげれば、素人目には「1000万円のクルマ」に見えそうです。
マセラティ、アストンマーティンもそうですが、この手の車は「中古車で買う人が少ない(新車でないと人気がない。経費等の理由も含め)」のかもしれず、それが直接中古相場に現れているのかもしれません。
レンジローバー・イヴォーク
一斉を風靡したレンジローバー・イヴォックですが、今ではなんと300万円以下で購入可能(それでも年式や、新車価格を考慮するとかなり高い)。
おしゃれな外装、豪華な内装を持ち、しかもアクティブな印象があるため、このクルマに乗っていると間違いなく好感度が上がりそうですね。
売るときも有利だと思われ、けっこうオススメな一台です。
アウディR8
こちらは初代R8。
カーセンサーエッジを見てびっくり、なんと「500万円台」の個体も(最低でも1000万円くらいと思ってた)。
アウディR8といえばランボルギーニ・ガヤルドと車体を共有するスーパーカーであり、その運動性能は折り紙つき。
もちろんこの価格はV10ではなくV8エンジン搭載モデルとなりますが、正直なところ「新車のポルシェ718ケイマンを買うよりは、中古のアウディR8を買ったほうがいいんじゃないか」と思えます。
テスラ・モデルS
こちらも調べてみてびっくり、まさかの300万円台も(最低でも700万円くらいと思ってた)。
まさかこんなに安く買えるとは思えず、しかし「テスラ」というブランドバリュー(アップル的なところがあり、一部にはかなり強い)、知的なルックス、先進的なインテリアを考えるとかなりオススメなクルマです。
フィスカー・カルマ
レオナルド・ディカプリオも所有していたことで知られるPHEV。
ただし「まともに走ることの方が珍しい」と言われたほど構造的に問題があり、欠陥車のレッテルを貼られたり、アメリカの格付け機関に「乗ってはいけないクルマ」と名指しされたほど。
エキゾチックなルックス、高級感あふれる内外装など魅力もありますが、やっぱり怖い、とは思います(日本ではどのみち手に入らない)。
以上、「乗っていればお金持ちに見えるクルマ8選ぶ」でした。
中には思ったよりもずっと安いクルマもあって驚かされるところもありますが、これらにぼくのオススメを追加するならば、それは「レクサスRC」。
レクサスという絶対的なブランドバリュー(扱われ方が変わることも)、そして200万円台前半から買えるという安さを考えると「日本に限ってはかなり破壊力の高い選択肢」だと考えています(これはいつか、本当に買おうと思う)。
VIA:Ideal Media