
| 偶然にしては出来すぎている |
さて、オーストラリアのアデレード空港に放置されているBMW 5シリーズがちょっとした話題に。
話題になった理由としては、画像を見て分かる通りナンバープレートが「COVID19」という文字列を持つからで、問題はコロナウイルス拡大後ではなく、それ以前から空港駐車場にこのクルマが置かれている、ということ。
つまりCOVID19という言葉が世に出る前からこのクルマは「COVID19」というナンバーを付けていた考えられます。
さらにはこのクルマが「放置」されているという事実から、「持ち主がコロナウイルスの影響にて、暫定的、もしくは永遠に戻って来れなくなったとも考えられ、「偶然による符号にしては出来すぎている」と言われているワケですね。
壮大なヤラセの可能性も否定できない
なお、もともとこのBMW 5シリーズのオーナーは、空港に長期駐車を行うことを前提としていたのか、出発時にはカバーをかけていたものの、最近になって強風にてカバーがめくれ、そこであらわになったのが「COVID19」のナンバープレート。
当然ながらこれはアデレード空港職員の間で話題になり、職員の一人が現地メディアに画像を送信したことでこの一件が幅広く知られるようになっています。

ちなみにこの駐車区画は職員専用だそうで、となるとBMW 5シリーズのオーナーは空港関連者という可能性が高そう。
現在、空港職員の間では「このBMWの持ち主は国際線のパイロットであり、いまだコロナウイルスの影響で帰ってこれないのでは」と語られているようですね。
なお、オーストラリアでは、カンタス航空が今年10月まで国際線の運航を停止していること、そしてヴァージン・オーストラリア空港が経営破綻したことも影響しており、その「パイロット」とは両方のうちいずれかの所属では、という見方もある模様。
ただしあまりに出来すぎた話でもあり、「記憶喪失のピアノマン」のように、壮大なヤラセの可能性もあるんじゃないかと考えています。
空港で持ち主の帰りを待つ車はけっこう多い
ちなみに空港で「帰らぬ」持ち主を待つクルマはけっこう多く、たとえば関西国際空港だと、一定期間放置されていたクルマは1Fの特定スベースに集合させられるようです。
この区画に停まっているクルマには多少の差はあれど埃が積もっていて、かなりの間に渡って放置されていることが容易に想像できますが、これらのクルマを見る度に「持ち主の身に何があったんだろう」と心配せずにはいられません。
同様に、ぼくも空港にクルマを置いた状態で旅行に行き、「ここで何か(自分の身に)あったら、空港に置いてあるクルマは”例の場所”に移動させられるんだろうな・・・」と思ったりすることも(そんな状況には遭遇したくないけれど)。

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